2023年5月19日、BYD オート ジャパン(以下、BYD ジャパン)は、DeNA ソンポ モビリティ(以下、DeNA ソンポ)と協働し、DeNA ソンポが運営するカーシェアサービス「エニカ」を通じて、e-SUV「ATTO 3(アットスリー)」の利用が可能になったと発表した。

BYD正規ディーラー18店舗で利用が可能に

画像: ユーザー予備軍に、より手軽に、長時間にわたってEVを体験できる機会をつくるため、エニカに参画したBYD ジャパン。(写真はイメージです)

ユーザー予備軍に、より手軽に、長時間にわたってEVを体験できる機会をつくるため、エニカに参画したBYD ジャパン。(写真はイメージです)

BYDは、2022年暦年で電気自動車販売台数の世界第1位となった、中国のNEV(新エネルギー車)メーカーだ。その日本法人であるBYD ジャパンは、2023年1月末に販売を開始したe-SUV「ATTO 3」を皮切りに、今後追加2車種のEV(コンパクトEVの「ドルフィン」とセダン型EVの「シール」)の販売を計画している。

だが、BYD ジャパンが2022年6月に行った意識調査によると、「EVを購入したいと思う」と回答した購入意向層は全国で約3割に上る一方で、「EVを自家用車とする生活がイメージできない」と回答した人は4割を超えた。その理由として、「実際に経験したことがないから」「身近に接する機会がないから」といった声が挙げられ、ユーザー予備軍に、より手軽に、長時間にわたってEVを体験できる機会をつくることが課題となっていた。

そこで、BYD ジャパンでは2023年2月よりATTO 3を合計100名に約1カ月にわたって無償で貸し出す「eモビリティパートナープログラム 」を開始している。一方、DeNA ソンポでは運営するカーシェアサービス「エニカ」において、これまで国内外の自動車メーカー4社、自動車ディーラー260店舗以上の新型車両をエニカ内に登録することで、じっくりとクルマの購入を検討することや、クルマ購入直前でなくても新型車を好きな時間だけ、自由に楽しむことができたり、高速走行性や車庫入れ感覚などもじっくり体験できる機会を提供してきた。

今回、BYD ジャパンとDeNA ソンポは、より多くのユーザー予備軍にBYDのEVをじっくりと体験してもらい、身近に感じられる機会を提供するべく、「エニカ」においてBYDの正規ディーラーの登録車両の取り扱いを開始することになった。

2023年5月19日現在、受け付けが可能なBYDの正規ディーラーは、全18店。BYD オート 東京品川とBYD オート 鹿児島は開業準備室がオープン後に受け付けを開始する予定だ。共同使用料は店舗によって異なるが、24時間で1万円〜1万2999円(税込)。そのほかに、保険料、契約料(税込100円)などが必要となる。

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