ステランティスグループのプジョーは2023年7月6日(本国時間)、コンパクトカーの208とE-208に新しいデザイン、新しいパワートレイン、テクノロジーを導入してアップデートしたことを発表した。この改良モデルの注文は、2023年10月に欧州で開始される。

フロント&リアまわりのデザインを刷新してより精悍なスタイルに

画像: 特徴的な3本の爪はフロントバンパー内に移設。

特徴的な3本の爪はフロントバンパー内に移設。

2019年末のモデル発売以来、208は100万台以上販売され、208は2021年と2022年にヨーロッパで最も売れたクルマとなっている。また、E-208は2022年、ヨーロッパにおいてBセグメントで最も売れた電気自動車になった。

今回の改良では、フロントマスクのデザイン刷新をはじめ、新色の採用、インテリアの変更、BEVとなるE-208の航続距離向上、マイルドハイブリッドパワートレーンの新採用、運転支援システムの改良など、多岐にわたっている。

まず、フロントマスクでは、これまでヘッドランプ内に埋め込まれていた3本のLEDライトを、フロントバンパー内のエアインテーク外側に移設して、大幅なイメージチェンジに成功している。

フロントグリル内のデザインも、水平調から中央から広がるようなタイプに変更して、視覚的な効果によりよりシャープなイメージを表現している。

リアに目を移すと、これまでタテ型だった3本のLEDライトシグネチャーはヨコ型に変更。より幅の広さを意識させることに貢献している。

改良モデルの208とE-208には7色のボディ カラーが用意されており、そのうち2色は新色となる。アゲダイエローは208では新色となり、セレングレーが初めて追加されている。そのほかの5色は、キュミュラスグレー、ネラブラック、ビアンカホワイト、エリクシルレッド、バーディゴブルーとなる。

画像: エクステリアデザインは、より大胆なものへと変身している。

エクステリアデザインは、より大胆なものへと変身している。

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