運を味方につけた18号車がシーズン2勝目を挙げる
![画像: ポールポジションを獲得した61号車。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/08/27/d2ed6edb185d1dc8470e9188412a292fd499342f.jpg)
ポールポジションを獲得した61号車。
今シーズンも4戦が終了し、GT3勢が強さを見せつけている。現在ランキング首位につけている7号車Studie BMW M4もGT3の一角。第3戦鈴鹿での優勝から勢いに乗り、第4戦富士でも2位に入り一躍ランキングトップに躍り出ている。
そんな7号車は今大会ではサクセスウェイトを100kg搭載という厳しい戦いが強いられることが予想されていた。しかし、決勝前日に行われた予選ではQ1を突破し13番グリッドを獲得。ポテンシャルを含めたパッケージの良さが感じられた。
一方ポールポジションを獲得したのは日本勢。61号車SUBARU BRZ R&D SPORTの山内が最多ポールポジション獲得回数を更新する見事な走りを見せた。苦戦が続いた61号車は第4戦終了時点でランキング12位。チャンピオン争いにおける重要な1戦で価値のあるポールポジション獲得となった。
![画像: 61号車が序盤からハイペースでレースをリードする。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/08/27/27b888b33b2d9640840625f4a93aca9820cf5d79.jpg)
61号車が序盤からハイペースでレースをリードする。
いきなり2位以下にギャップを広げる走りで快走
![画像: GT500車両との接触があるも、力走を見せた4号車。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/08/27/2dda5e8bf6f72d3cb18e2505dce0b07802a87d11.jpg)
GT500車両との接触があるも、力走を見せた4号車。
気温33度、路面温度50度というコンディションの中、決勝レースがスタート。ポールポジションスタートの61号車はいきなり2位以下にギャップを広げる走りで快走。ピット義務消化可能な6周目になると、2号車muta Racing GR86 GTや52号車埼玉トヨペットGB GR Supra GTらがいきなりピットイン。短い給油を済ませ、クリーンエアでの周回を狙っての作戦であり、ポイントリーダーの7号車も早めのピットインを行っている。
そんな中、6号車DOBOT Audi R8 LMSの左リヤタイヤが脱輪したことによりNIPPOコーナーでストップ。FCYが出されたが、すぐにレースはリスタートした。
1回目のピットストップが終わった時点での順位は、スプラッシュを行った2号車がトップ、31号車が続き、61号車は3位。さまざまな戦略が入り乱れており、実質の順位が見えない状況ではあるが、61号車は順当にトップに返り咲くポジションにつけていた。
![画像: 前戦富士でポテンシャルを見せつけた新型ランボルギーニGT3。今大会も上位入賞を果たした。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/08/27/48259a67320acd485aaee5efe5a73309d7b83ee8.jpg)
前戦富士でポテンシャルを見せつけた新型ランボルギーニGT3。今大会も上位入賞を果たした。