これまでブランド別に紹介してきたが、それ以外のブランドでもスポーツカーは数多くラインナップされている。それは次世代スポーツカーを目指すBEV(電気自動車)や、大排気量のエンジンを搭載するモデルまで幅広い。(Motor Magazine2023年9月号より)

ICEを存分に味わうミッドシップカーも登場

シボレーコルベットには高性能版の「Z06」が加わった。特筆すべきは、646psを8500rpmで発生する高回転型の新たに開発した5.5L V8エンジンを搭載すること。OHVではなくDOHCであることにも注目だ。

画像: シボレー コルベット Z06(2023年5月22日 日本発表)。2019年に発表された8代目コルベットは、コルベットで初めてミッドシップレイアウトを採用したモデル。今回、そのもっとも高性能なモデルとして「Z06」を発表した。パワーユニットは5.5L V8自然吸気エンジンで最高出力646ps、最大トルク623Nmを発生する。また全幅をノーマルモデルと比べて85mm拡大し、走行安定性を大幅に高めている。日本は右ハンドルが導入される。

シボレー コルベット Z06(2023年5月22日 日本発表)。2019年に発表された8代目コルベットは、コルベットで初めてミッドシップレイアウトを採用したモデル。今回、そのもっとも高性能なモデルとして「Z06」を発表した。パワーユニットは5.5L V8自然吸気エンジンで最高出力646ps、最大トルク623Nmを発生する。また全幅をノーマルモデルと比べて85mm拡大し、走行安定性を大幅に高めている。日本は右ハンドルが導入される。

拡幅されたホディには345/25ZR21のリアタイヤを収め、開口部を拡げた専用デザインにより冷却性能を飛躍的に高めたという。

ロータスでは2年前に登場したエミーラが待望の日本導入を果たした。「最高で最後のミッドシップエンジン車」だと公言するとともに、革新的なテクノロジー、インフォテインメントシステム、快適機能を満載することをアピール。既存のトヨタ製3.5L V6に加えて、初めてAMG製2L直4を搭載することにも注目だ。(文:岡本幸一郎/写真:マクラーレンオートモーティブ、ヒョンデモーター、ロールスロイス モーター カーズ、シボレージャパン、ロータスカーズ)

マクラーレン 750S主要諸元

●全長×全幅×全高:4569×2161×1196mm
●ホイールベース:2670mm
●乾燥重量:1277kg
●エンジン:V8DOHCツインターボ
●総排気量:3994cc
●最高出力:552kW(750ps)/7500rpm
●最大トルク:800Nm/5500rpm
●トランスミッション:7速DCT
●駆動方式:MR

ヒョンデ アイオニック5 N主要諸元

●全長×全幅×全高:4715×1940×1585mm
●ホイールベース:3000mm
●モーター出力(前):166kW(226ps)
●モーター出力(後):282kW(383ps)
●バッテリー総電力量:84kWh
●最高出力(ブースト時):478kWh (650ps)
●最大トルク(ブースト時):900Nm
●トランスミッション:ー
●駆動方式:4WD

ロールスロイス スペクター主要諸元

●全長×全幅×全高:5475×2144×1573mm
●ホイールベース:3210mm
●車両重量:2890kg
●バッテリー総電力量:102kWh
●最高出力:430kWh (5840ps)
●最大トルク):900Nm
●一充電航続距離:530km
●トランスミッション:ー
●駆動方式:4WD

シボレー コルベット Z06主要諸元

●全長×全幅×全高:4685×2025×1225mm
●ホイールベース:2725mm
●車両重量:1720kg
●エンジン:V6DOHC
●総排気量:5454cc
●最高出力:475W(646ps)/8550rpm
●最大トルク:623Nm/6300rpm
●トランスミッション:8速DCT
●駆動方式:MR

ロータス エミーラ(2L ターボ)主要諸元

●全長×全幅×全高:4413×1895×1226mm
●ホイールベース:2575mm
●車両重量:1405kg
●エンジン:直4DOHCターボ
●総排気量:1991cc
●最高出力:269kW(365ps)/72000rpm
●最大トルク:430Nm/3000ー5500rpm
●トランスミッション:8速DCT
●駆動方式:MR

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