298ps/670Nmを発生するクリーンディーゼルを搭載する限定モデル
BMW X5はラージクラスのSUVで、初代モデルは1999年に誕生している。2019年には第4世代モデルが登場したが、これをベースに2023年4月にはエクステリアおよびインテリアのデザインをよりモダンなデザインと改良モデルが発表となった。
この改良モデルは、3L 直6ターボエンジン+PHEVでシステムトータル489psを発生する「X5 xDrive50e」と、4.4L V8ターボエンジン+MHEVでシステムトータルで530psを発生する「X5 M60i xDrive」、さらに同パワートレーンにチューニングを施して625psを発生する「X5 Mコンペティション」の3タイプのラインナップだった。
今回発売となったBMW X5の限定車「BMW X5 xDrive35d Edition X」は、エレガントな装いを放つxLine(エックスライン)をベースに、改良モデルにはなかったクリーンディーゼルエンジンを搭載したほか、専用装備によりラグジュアリーな装いとしている。
機能面においては、最大7名乗車を可能とする3列シートを標準装備とし、さらに、最新の運転支援システムやデジタル機能により上質なドライビング体験を提供する。
そして一番のトピックとなる3L 直6クリーンディーゼルエンジンは最高出力298ps、最大トルク670Nmを発生。48Vのマイルドハイブリッドテクノロジーを組み合わせることで、発進時のエンジン負荷を軽減すると共に効率を最適化し、燃費向上を図っている。
その他、以下のアイテムを標準装備としている。
■BMW X5 xDrive35d Edition X 標準装備
●22インチBMW Individualライトアロイホイール・マルチスポーク745Iバイカラー
●xLine&サテンアルミニウムラインエクステリア
●BMW Individualエクステンドレザーメリノ&コンフォートシート
●ストライプブラウンファインウッドトリム
●電動パノラマガラスサンルーフ
●harman/kardonサラウンドサウンドシステム
●BMWアイコニックグロー
●3列目シート
●4輪アダプティブエアサスペンション