2023年9月1日、ロータスの正規輸入代理店であるエルシーアイ(以下、LCI)は、ロータス初のハイパーBEV SUV「エレトレ(ELETRE)」を日本初公開。なお、今回の展示車はUK仕様で、日本仕様のデリバリーは2024年1月以降を予定している。

日本仕様は2グレード。車両価格は2332万円から

KEFの23スピーカー プレミアムオーディオシステムや先進的なADAS(運転支援システム)など、安全&快適装備は今までのロータス車よりも高次元なレベルで充実している。デジタル ドアミラーや、さまざまなパッケージオプションも設定されている。

画像: デジタル コクピットを採用したインテリア。センタースクリーンは15.1インチの大画面。

デジタル コクピットを採用したインテリア。センタースクリーンは15.1インチの大画面。

日本仕様のエレトレは「S」と「R」が設定され、いずれも前後の2モーターで駆動する4WDだ。パワースペックは、Sが最高出力450kW(603ps)/最大トルク710Nmで、WLTP複合航続距離は600km。Rは675kW(905ps)と985Nmを発生し、WLTP複合航続距離は490kmとなっている。いずれもリチウムイオンバッテリーの容量は112kWhで、バッテリー電圧は800V。350kWの急速充電なら20分でフル充電が可能だ。

車両価格(税込)は、Sが2332万円、Rが2585万円から。LCIでは、年内に500台の受注を目標としており、今回の価格発表の前から既に200台以上の受注があるという。

ロータスでは、新たなEVセダン「EMEYA(エメーヤ?)」を近日発表予定で、その後もミドルクラスのSUVやスポーツカーを発表していく予定だ。ロータスの「ビジョン 80」戦略は、着々と進んでいるようだ。

画像: 日本初お披露目されたエレトレを前に、ロータスの日本代表である寺嶋正一氏(左)と、エルシーアイ取締役管理部長の大谷明弘氏。

日本初お披露目されたエレトレを前に、ロータスの日本代表である寺嶋正一氏(左)と、エルシーアイ取締役管理部長の大谷明弘氏。

ロータス エレトレ S<R> 主要諸元

●全長×全幅×全高:5103×2060×1636mm
(全幅はドアミラー収納時)
●ホイールベース:3019mm
●車両重量:2595kg<2715>(いずれもドライバー75kg含む)
●モーター:交流同期電動機×2
●最高出力:4500kW(612ps)<675(918)>
●最大トルク:710Nm(72.4kgm)<985(100.4)>
●バッテリー総電力量:112kWh
●WLTP複合航続距離:600km<490>
●駆動方式:4WD
●タイヤサイズ:前275/40R22、後315/35R22
●車両価格(税込):2332万円〜<2585万円〜>

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