フォルクスワーゲンが展開するBEV(電気自動車)「ID.シリーズ」より、コンセプトモデル「ID.Xパフォーマンス」が世界に向けお披露目が行われた。「ID.7」ベースのスポーティなルックスのセダンで、558psの最高出力を誇る4WD 車だ。

ベースより80mmワイド、車高は60mmダウン

フォルクスワーゲン「ID.シリーズ」にコンセプトモデル「ID.Xパフォーマンス」が登場した。ミッドサイズセダン「ID.7」をがベースとし、そのスポーティな姿形とハイパフォーマンスに、今後の市販への期待が高まる。

画像: 走りを意識させるカーボン製のフロントスポイラー。ホイールはセンターロック式の20インチアルミ。

走りを意識させるカーボン製のフロントスポイラー。ホイールはセンターロック式の20インチアルミ。

まずは、エクステリアから。今にも飛びかかりそうな、瞬発力を感じさせるワイド&ローの佇まいは、ID.7」より80mm拡大されたたトレッドと60mm下げられた車高の賜だ。フロントスポイラーとリアデイフューザーはカーボン製だ。赤のアクセントカラーもスポーティさを強調する。

足下は、センターロック式の20インチアルミホイールを履き、タイヤは265サイズのレーシングタイヤが装着される。

インテリアも、エクステリア同様に赤をアクセントカラーに使用。センターコンソールには、各種機能を司る17cmのディスプレイが配され、シートはカーボン製のバケットタイプが装備される。

駆動は、フロントとリアの2つのモーターが担う4WDで、その最高出力は558ps(411kW )。ビークル ダイナミック マネージメントによる、トルクをコントロールするブースト機能も有しており、その操作は前述の17cmディスプレイで行う。

画像: インテリアも赤のアクセントカラーが効果的に使われる。シートはカーボン製バケットタイプ。

インテリアも赤のアクセントカラーが効果的に使われる。シートはカーボン製バケットタイプ。

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