2023年9月21日、光岡自動車(以下、ミツオカ)はプレミアムコンパクト「ビュート(Viewt)」の後継モデル「ビュート ストーリー(Viewt story)を発表し、9月22日より販売を開始する。これに先立って、メディアに向けて実車が公開された。

ボディカラーも内装色もパワートレーンも、ラインナップは豊富

ボディカラーの一部はオプション設定だが全12色、インテリアカラーは8色を設定。しかも、ベース車はヤリスだから、パワートレーンは1L/1.5L/1.5L+モーター(ハイブリッド)の3種を用意する上、トランスミッションはCVT/MT/電気式無段変速機、駆動方式もFFと4WD(ハイブリッドはE-Four)も選択でき、12グレードがラインナップされる。もちろん、安全&快適装備ともベース車に準じて充実している。

画像: ステアリングホイールのエンブレム以外、内装のデザインはヤリスと基本的に同じ。オプションの加飾パネルでシートカラーとコーディネートできる。

ステアリングホイールのエンブレム以外、内装のデザインはヤリスと基本的に同じ。オプションの加飾パネルでシートカラーとコーディネートできる。

車両価格は、10DX(1L/FF/CVT)の308万円からハイブリッド LX(1.5L+モーター/E-Four/電気式無段変速機)の429万円。先行受注は2023年2月から開始されており、すでに160台ほどのオーダー(そのうち約30%がハイブリッド)が入っているという。2023年8月から生産されているが、前述のようにハンドメイドの部分も多いため、2023年内は約40台、2024年は約180台の生産を予定している。

したがって、今後オーダーしたものは先行受注の160台分を生産した後、2024年9月以降の生産となる。また、「やっぱりセダン型のビュートが欲しい!」というユーザーのために、マーチの中古車をベースに従来型ビュートを作る「メイクアップ ビュート」も引き続き行われている。

画像: 専用デザインのテールゲートは樹脂成型のパーツ。赤い丸型のテールランプはダイハツ キャストのものを流用か?

専用デザインのテールゲートは樹脂成型のパーツ。赤い丸型のテールランプはダイハツ キャストのものを流用か?

ミツオカ ビュート ストーリー ハイブリッドLX 主要諸元

●全長×全幅×全高:4090×1695×1500mm
●ホイールベース:2550mm
●車両重量:1100kg
●エンジン:直3 DOHC+モーター
●総排気量:1490cc
●最高出力:67kW(91ps)/5500rpm
●最大トルク:120Nm(12.2kgm)/3800−4800rpm
●モーター最高出力:59kW(80ps)
●モーター最大トルク:141Nm(14.4kgm)
●トランスミッション:電気式無段変速機
●駆動方式:FF
●燃料・タンク容量:レギュラー・36L
●WLTCモード燃費:未発表
●タイヤサイズ:185/60R15
●車両価格(税込):410万3000円

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