幸せな時間を乗る人すべてに提供することを目指した3代目
ホンダの軽自動車「N-BOX」は、2023年度上半期(4~9月)における販売台数が10万409台となり、登録車を含む新車販売台数において第1位を獲得した。
これまでのN-BOXは、軽乗用車最大級の室内空間や質感の高いデザインに加え、全タイプに標準装備した先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」や、優れた走行性能・燃費性能などが評価されている。
3代目となる新型N-BOXは、自分や家族だけでなく、みんなの幸せのためにしたいことなど、使う人のさまざまな目的に応えることで、N-BOXに乗るすべての人にとって幸せな時間を提供できる存在となることを目指して開発された。
まず、パッケージングについては、先代モデルの特長である、軽乗用車最大級の室内空間や高いアイポイントはそのままに、見通しがよく運転しやすい視界を実現。
ステアリングホイールの内側で視認するインホイールメーターを採用し、ダッシュボードをフラット化することで開放的な視界を確保。運転者が車幅や車両の動きを把握しやすくしている。
また、窓ガラスを水平基調で連続させ、姿勢や視線の乱れを少なくするなど、乗り物酔いをしづらくする工夫を織り込んでいる。
N-BOXはシンプルに、N-BOXカスタムは品格あるデザインを採用
デザインについては、N-BOXとN-BOX CUSTOM(カスタム)の2モデルでそれぞれ違うエクステリアとインテリアを採用している。
まず、N-BOXのエクステリアは、シンプルな造形美を基本に、身の回りにある家電製品にも共通する丸穴デザインを採用することで身近さを表現。
暮らしに寄り添うイメージを目指したフロントグリルや、ヒトの瞳らしさを感じられる造形のヘッドライトを使用し、シンプルと親しみやすさを表現している。
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また、N-BOXの世界観の幅を広げる「ファッションスタイル」を新たに設定。オフホワイトのドアミラーやアウタードアハンドル、ボディーと同色のフルホイールキャップを採用した、自分らしさを表現したいという、より個性を求めるユーザーに応えるパッケージとなる。
インテリアはグレージュを基調とした明るいカラーを採用し、ぬくもりのあるコルクのような質感のインパネトレーなどと合わせることで、自宅のリビングのような室内空間に仕上げている。
これに対してN-BOXカスタムは、立体感のある緻密な造形のフロントグリルや、フロント全幅いっぱいに広がる横一文字ライト、ホンダ初となるダイレクトプロジェクション式フルLEDヘッドライトを採用。
また、クリアレンズのフルLEDリアコンビネーションランプや、ロー&ワイドな見え方と空力性能を考慮した専用のエアロデザインにより、品格のある佇まいと性能の高さを表現している。