5台のモビリティやテクノロジーを追加公開
トヨタは既に、JMSに出展するバッテリーEVのコンセプトモデルや超拡張型モビリティの「カヨイバコ」などを一部公開しているが、今回は以下のモデルをイッキに公開した。
ランドクルーザー Se(エスイー)
スタイリッシュかつ高い上質感を兼ね備えたスタイリング、BEV(バッテリー電気自動車)ならではのトルクフルな走りを提案するコンセプトモデル。世界の多様なニーズに対応した3列シートSUVで、ランドクルーザー ブランドの新たな魅力を拡大する。
市街地などのオンロード走行時は、BEVならではの高い静粛性による快適な室内空間を醸成。モノコックボディで意のままに操るハンドリングとラフロード(荒れた道)を安心して滑走できる走破性を追求している。
EPU(イーピーユー)
高い耐久性を持ち実用的でありながらもスタイリッシュなBEVとして、モノコックボディを採用した次世代ミッドサイズ ピックアップトラック コンセプト。5m強の全長を持つダブルキャブ仕様とし、モノコックならではのデッキスペースの使い勝手の良さがユーザーの用途を拡張。
キャビン背面の大胆なデッキスルー構造によってユーザーの多彩な要望を実現。アウトドアなどユーザーのモビリティライフを幅広くサポートする。またBEVならではの静粛性に加え、低重心パッケージにより優れた操縦安定性・乗り心地を追求している。
ランドホッパー(LAND HOPPER)
新しい移動の価値観を享受できる前2輪とした3輪タイプ電動パーソナルモビリティコンセプト。折りたたみ可能で、スペースに制約のあるクルマのトランクにも収納可能。クルマとの組み合わせで、旅先でのツーリングなど移動の楽しみを拡大する。
免許を持っていない人(16歳以上)でも運転可能(改正道路交通法における特定小型原動機付自転車をイメージ)。免許返納後などユーザーのライフステージに合わせたモビリティとして利用者の行動範囲を広げ自立を支援する。
低いシート高により足つき良く乗り降りしやすいコンパクトなボディサイズ。取り回しの良さに加え、チェーンやバネで機械的につなげた左右の前輪を上下させる特徴的なリーン機構の採用により、クルマや自転車とは全く別次元の一体感のある爽快な走りを実感できる。