2023年10月25日、スバルはスポーツセダンの「WRX S4」とスポーツワゴンの「レヴォーグ」の改良モデルを発表した。
大型リアスポイラーも新設定したWRX S4
まずはWRX S4。インプレッサWRXからの系譜を引き継ぐスポーツセダン「WRX」として初代は2014年に登場。現行型は2021年に発表された2代目で、日本仕様は「WRX S4」となる。
今回の改良では、ステレオカメラに加えて広角単眼カメラを搭載した新世代アイサイトを装備。また、デジタルマルチビューモニター機能に4つのカメラから取り込んだ映像を合成して車両周囲360度を映し出す3Dビュー表示や、車速15km/h未満時に自動でフロントビューとトップビューを表示するAUTO モードを加え、死角を減らすことで安全性能を高めている。
さらに、STI スポーツR EXに大型リアスポイラーをメーカー装着オプションとして新設定。パフォーマンスの高さを想起させるデザインとすることで、ドライバーの走りへの期待を駆り立てる。
その他の改良点では、
・ハーマンカードン サウンドシステムをSTI スポーツR EXに標準装備。
・スバル スターリンクにリモートエアコン機能を追加。
・アップル カープレイのワイヤレス接続対応。
・12.3インチ フル液晶メーター上でのアップル カープレイ 地図アプリ情報の表示機能を追加。
・アンドロイト オート 11.6インチ センターインフォメーションディスプレイの表示画面の拡張。
などがある。
パワートレーンなどに変更はなく、水平対向4気筒の2.4L DOHC直噴ターボ+CVT+フルタイム4WDの組み合わせのみ。車両価格(税込)は、GT-H EXが447万7000円、STI スポーツR EXが502万7000円となっている。