ポイント① デザインモチーフは大容量の「コンテナ」
新型スペーシアのデザインモチーフはずばり「コンテナ」。先代モデルのデザインモチーフが「スーツケース」だったことから、新型ではより大容量なイメージを手に入れた。
エクステリアに目を向けると、丈夫なコンテナのプレス面を連想させるボディーサイドのビード形状や、Dピラーとボディーを同色とすることで「コンテナ」のような大きさと丈夫さを表現していることがわかる。
ノーマルモデルの「スペーシア」のエクステリアは、親しみやすく優しい印象のLEDヘッドランプを採用し、ボディカラーはイエローとブラウンの2色を新たに設定した全12パターンから選択可能となる。さらに現在販売されている「スペーシアベース」で用意する「スチールシルバーメタリック」をスペーシアに新設定したのも注目だ。
一方上級仕様の「スペーシア カスタム」は、内部をブラック化したフルLEDヘッドランプとLEDフロントシーケンシャルターンランプ、インナーレンズ型のリヤコンビネーションランプを採用。ボディカラーは先代スペーシア カスタムから踏襲した全11パターンを設定。さらにカスタムの専用エンブレムは、文字部分に新型スペーシア カスタムのテーマカラーとなる「ボルドー」を採り入れている。
続いてインテリアに目を向けると、エクステリア同様「コンテナ」を連想させるデザインが特徴的だ。具体的には、カップホルダーやインパネボックス、前席ドアトリムにビード形状を施すことで頑丈で大容量の「コンテナ」を表現している。
ノーマルモデルの「スペーシア」のインテリアは「カフェラテ」がモチーフ。具体的には、サイドルーバーガーニッシュやドアアッパー部分にマットな質感のカフェラテ色を配色し、居心地の良い室内空間を演出する。また、アウトドア家具を彷彿とさせるグレー基調のカラーメランジシート表皮を採用することで、道具感やアクティブ感を表現した。
一方「スペーシア カスタム」は、ブラックを基調としながらカスタムのテーマカラーである「ボルドー」を随所に採用する。さらにスエード調起毛で仕上げたシート表皮は、見る角度によってブラックの中にボルドーが煌めくデザインが特徴だ。