
一充電航続距離は文句なしの577km。上質な快適装備も充実
韓国の自動車メーカー「ヒョンデ」は、2019年12月に日本のマーケットから撤退しましたが、2022年2月に再参入の発表を行い、同年5月よりBEV(電気自動車)「IONIQ5(アイオニック5)」とFCV(燃料電池車)「NEXO(ネッソ)」の販売を開始しました。
そして、2023年11月にはコンパクトカー「KONA(コナ)」、2025年には5ナンバーで話題を呼ぶBEV「インスター」とBEVのラインアップを着実に充実しています。そんな中、この動画では日本マーケット再進出の先駆けとなった「IONIQ5」を取り上げています。
「IONIQ5」でまず目に付くのが、近未来的なフォルムです。デジタルデザインの最小単位であるピクセルをモチーフとした、パラメトリックピクセルの採用が効果的な役目を担っています。
今回試乗した「 Lounge(ラウンジ) AWD」は、AWDの文字が示すように前後にモーターを搭載する4輪駆動モデルです。気になる一充電航続距離は577km(WLTCモード)。不満のないところです。充電は、普通充電と急速充電(CHAdeMO)に対応しています。
3000mmという長いホイールベースから生み出される広い室内空間も特長のひとつです。フロントのリラクゼーションコンフォートシートや、スライドコンソールをはじめ快適な装備も充実しています。
そして、忘れてはいけないのが先進安全運転支援機能。実際に公道で試しているので、その実力のほどはご自身の目でご確認ください。





【ヒョンデ IONIQ 5】 竹岡圭の今日もクルマと
www.youtube.comヒョンデ IONIQ5 Lounge AWD主要諸元
●全長×全幅×全高:4635×1890×1645mm
●ホイールベース:3000mm
●車両重量:2100kg
●モーター:交流同期電動機
●モーター最高出力:225kW(305ps)/2800-8600rpm
●モーター最大トルク:605Nm/0-4000rpm
●バッテリー総電力量:72.6kWh
●一充電航続距離:577km
●トランスミッション:1速AT
●駆動方式:4WD
●タイヤサイズ:255/45R20
●車両価格(税込):613万8000円