2023年10月24日に日本市場向けモデルが発表された新型プジョー2008に、初試乗。ボディサイズ、走行性能、機能装備などなど、すべてがちょうど良いバランス感覚はそのままに、「見た目」が変わったことでもたらされた、さまざまなグレードアップ効果を実感させてくれました。

昼夜を問わず存在感を増したフロントマスク

試乗車は、クリーンディーゼルターボを搭載する「2008 GT BlueHDi」です。

画像: 最高出力130psもさることながら、300Nmという豊かなトルクが、操りやすさにつながっている。

最高出力130psもさることながら、300Nmという豊かなトルクが、操りやすさにつながっている。

8速ATを組み合わせたFFモデルで、WLTCモード燃費は20.8km/Lを実現。本体価格は445万4000円となります(オプションはドライブレコーダーとETCのみ:総額452万0385円)。

一見してわかるとおり、顔立ちは思い切り精悍で力強いイメージに生まれ変わりました。従来型にもライオンのかぎ爪や牙など、プジョーならではのデザインアイコンが効果的に配されていましたが、新型はさらに大胆な処理で魅せてくれます。

グリルまわりは複雑さを増したスリットアレンジやRの処理によって、立体感と厚みが増した印象。GTグレードにはフルLED化されたヘッドランプなどが採用され、昼夜を問わずこれまで以上に躍動感を感じさせるなど「男前ぶり」に磨きがかかっています。

リアビューは、テールランプの意匠変更によって印象を一新。新たに設定されたルーフ後端のシャークフィンと合わせて、さらに明快なスポーティ感をアピールします。シャープさとタフネスをバランスよくコーディネイトした新デザインのアルミホイールも、全体的なグレード感を高めているポイントです。

画像: 10インチの大型ディスプレイに加え随所に配されたステッチによって、トータルでの質感が向上している。

10インチの大型ディスプレイに加え随所に配されたステッチによって、トータルでの質感が向上している。

インターフェイス系で進化を象徴するのは、センターコンソール上部に配された10インチの大型タッチスクリーンでしょう。エアコン、オーディオなどの各種操作は、このスクリーンとその下に配置されたトグルスイッチで行います。

インテリアの印象は従来どおりシック&モダンなものですが、新型は適度に刺激的で、しかもくつろぎ感に満ちた空間が作り出されています。センスのよいカラーリングが目を惹くアルカンターラ×テップレザーコンビのシートは、上質感を演出する効果的なワンポイントになっています。

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