ボルボ史上最もコンパクトなSUV
「EX30」はボルボ史上最もコンパクトなSUVと謳われる新型電気自動車(BEV)。ボディサイズは全長×全幅×全高=4235×1835×1550mmで、「XC40リチャージ」よりも205mm短く、100mm低い。車高が抑えられているため多くの機械式駐車場に対応できるのがポイントで、2650mmという長めのホイールベースを確保することで、ゆとりある車内空間を実現した。
![画像: 2段重ねのリアランプが特徴的なボルボEX30。ドアパネルのくぼみやフェンダーのふくらみも印象的。日本仕様のボルボEX30は、まず、リアにモーターを搭載する後輪駆動モデルとして登場。海外では複数のパワートレーンが設定されており、今後の展開も期待される。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/11/23/ec4c061bec4543ebc639d4f0fb17d3c5359b2e5e_xlarge.jpg)
2段重ねのリアランプが特徴的なボルボEX30。ドアパネルのくぼみやフェンダーのふくらみも印象的。日本仕様のボルボEX30は、まず、リアにモーターを搭載する後輪駆動モデルとして登場。海外では複数のパワートレーンが設定されており、今後の展開も期待される。
外観では、おなじみの“トールハンマー”型ヘッドランプやグリルレスのフロントフェイス、2段重ねのリアランプが特徴的で、インテリアには、スイッチや計器を極力廃したシンプルなデザインが採用されている。
パワートレーンはリアにモーター(最高出力272ps/最大トルク343Nm)を搭載する後輪駆動で、容量69kWhの駆動用バッテリーにより、約480kmの航続可能距離(欧州仕様/WLTP)を実現する。
リサイクル素材や再生可能素材を使用するなど、サステナビリティに配慮したモデルとしても知られ、北欧の自然を感じさせる電気自動車という点でも注目が集まっている。
この「EX30」は、日本導入第1弾として、10月2日に100台(ボディカラー:モスイエロー)が、第2弾として10月16日に200台(ボディカラー:クラウドブルー)がまずサブスクリプションで販売された。
サブスクリプションの料金は申込金や頭金不要の月額9万5000円で、この中には車両保険付きの任意自動車保険や通常のメンテナンスプログラム、登録時の諸費用と契約期間中の税金も含まれている(利用期間は24カ月までで、月間走行距離は1000kmまで)。