スバル ソルテラ(SUBARU SOLTERRA)
現行モデル発表日:2021年11月11日
車両価格:627万円〜715万円

ドライバビリティのツボをしっかり押さえたBEV

今回試乗したET-HSグレードは、前後に1基ずつの計2モーターを搭載するAWD。電気モーターの出力は前後ともに109psで、合計218psとなる。バッテリー容量は71.4kWhで、一充電航続距離は487km。ちなみにグレードは3タイプが用意されており、エントリーモデルであるET-SSのFWDは567km、AWDでは542kmの一充電走行距離を実現している。

画像1: ドライバビリティのツボをしっかり押さえたBEV

ロータリー式のシフトセレクターを回してDレンジに入れてアクセルペダルを踏み込んでいくと、ソルテラは意に反して飛び出したりすることなく、至極スムーズに発進する。このドライバビリティの良さがまず感心させられるところで、初めから電気駆動をしっかりモノにしていると感じた。どこから踏んでもしっかりトルクが出てきて力強く加速していくけれども、唐突感、違和感には繋がっていないのだ。

スイッチで「Sペダル ドライブ」を選べば、アクセルオフだけで回生による強い減速Gが出て、ほぼワンペダルでのドライブが可能なモードとなる。その制御もこなれたもので、アクセルオフで急に前につんのめるようなことはない。結局、一般道の走行中はほぼ、このモードで通せてしまった。

回生の強さはパドルでも選ぶことができる。標準状態を起点に弱める方向に1段、強める方向に2段の計4段階に調整可能だ。ワインディングロードなどでリズム良く走りたいなら、こちらを使うのもアリ。その時にはパワー モードに入れれば、アクセルペダル操作に対するピックアップが一層鋭くなるから、バランスが取れそうだ。

姿勢変化が抑えられたフットワークは、操舵に対する正確な反応が心地良い。bZ4Xと比べるとダンパー減衰力、そしてステアリング操舵力がしっかりめに設定されているということで、持ち前の優れた前後重量配分、低い重心と相まって、コーナーが連続するような区間では、まさに水を得た魚といった走りを堪能できた。

一方で、そのぶん乗り心地が硬めなのも事実で、上下方向への揺さぶりが気になる場面も。しかしながら速度を上げていくにつれて、乗り心地は格段にフラットになってくる。とくに高速道路では、煮詰められた空力性能や長いホイールベースなどのおかげで実に爽快に走ってくれる。どうやらソルテラは、こうして速度の高い領域で走らせた方が旨味が発揮されやすいクルマなのかもしれない。

画像2: ドライバビリティのツボをしっかり押さえたBEV

スバル ソルテラ AT-HS(AWD) 主要諸元

●モーター:交流同期電動機×2
●モーター最高出力:前80kW(108.7ps)、後80kW(108.7ps)
●モーター最大トルク:前169Nm(17.2kgm)、後169Nm(17.2kgm)
●駆動方式:AWD
●バッテリー種類・総電力量:リチウムイオン電池・71.4kWh
●サスペンション形式:前ストラット、後ダブルウイッシュボーン
●タイヤサイズ:235/50R20
●車両価格:715万円

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