ベントレーのPHEVは頼もしいクルーザーのような走りが魅力
ベントレー オデッシアンエディションで西伊豆までドライブ旅行に行った。世界限定わずか70台のこのクルマは、創業100周年を記念して製造されたコンセプトカー「EXP100GT」で採用されたデザイン言語からインスピレーションを得たモデルで、電気自動車の未来を見据え、サステナビリティを追求した1台だ。
![画像: グランドツーリング性能の高さはさすがベントレー。疲れ知らずのドライブ体験はまさにウェルビーイングを体現する。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/12/14/1c1a904e94e8a76f9796ab3df0fb6819ddec2466_xlarge.jpg)
グランドツーリング性能の高さはさすがベントレー。疲れ知らずのドライブ体験はまさにウェルビーイングを体現する。
エクステリアは専用デザインの22インチホイールを装着。その一部やロアバンパー、ラジエーターグリルなどの細部にはペールブロドガー塗装のアクセントが入り、特別仕様車としての差別化が図られる。そしてインテリアでは、ラッカーの使用量を抑えて仕上げたウッドパネルやウールのツイードパネルが特徴。高級感に加え、ホワイトとベージュのバイカラーの柔らかい色調が心地良い。
ベントレーの電動化へ向けた第一歩となるベンテイガハイブリッドはPHEVで、2時間45分の充電で約50kmのEV走行が可能だ。
スタートボタンを押すとデフォルトで「EVモード」となる。基本はEV走行がメインとなるハイブリッドモードでは、ナビと連動して目的地でバッテリー残量がゼロになるよう、状況に応じてハイブリッド走行をする。
エンジンとモーターの切り替えが実にスムーズで、走行中にまったくストレスを感じずにドライブできる。そしてパワートレーンはトルクフルで力強く、新東名〜伊豆縦貫道では頼もしいクルーザーのような走りを堪能した。
都内から約3時間、快適なクルマに乗っているとあっという間に目的地である「WEAZER西伊豆」に到着。駿河湾を一望するこのホテルで非日常なひとときを過ごした。