日本の経済を大きく支えている自動車産業。そんな我らの誇りでもある日本車は2023年も魅力あるクルマを登場させた。今回はスペシャルロードインプレッションとして日本を代表するスポーツセダンの最新モデル「スカイラインNISMO」を紹介する。(Motor Magazine2024年1月号より/文・岡本幸一郎、写真・井上雅行、根本貴正)

熟成したスポーツモデルを逃す手はない、と思わせる完成度の高さに驚く

足まわりは、向上した出力を受け止めるためリアを20mmワイドにした専用のハイグリップタイヤに、ワイドリム化した軽量高剛性ホイールを組み合わせたほか、サスペンションやスタビライザーに専用のチューニングを施し、さらには前後ウインドシールドに高剛性接着剤を用いて剛性向上を図っている。

これらが功を奏してエンジンに加えてハンドリングも実に気持ちのよい仕上がりで、バイワイヤゆえか、やや人工的な感触は残るものの、ハンドルを切ると俊敏に回頭するとともにリアが踏ん張って、イメージしたラインをスムーズにトレースしていける。

画像: ボディカラーは専用色のNISMOステルスグレーを含む、全5色をラインアップする。

ボディカラーは専用色のNISMOステルスグレーを含む、全5色をラインアップする。

それでいて、乗り心地が意外なほど良いことに驚いた。NISMOというからには、もう少しハードな乗り味だろうと予想していたのに、そんなことは全然ない。電子制御ダンパーを初めて採用したベースの400Rに乗ったときも、乗り心地が悪くないことに感心したものだが、NISMOはさらにしなやかで硬さを感じない。

これには挙動を掴みやすくすることを意識した足まわりのチューニングをはじめ、400Rには標準装備されるランフラットタイヤを履いていないことや、ホイールの変更によるバネ下の軽量化などが効いているに違いない。

この1000台限りの特別なスカイライン、2023年12月の時点でも完売とはアナウンスされておらず、「詳しくは販売店にお問い合わせください」となっていた。もし入手できるのであれば、逃す手はない!

スカイラインNISMOの試乗インプレッションをYouTubeで観る

スカイラインNISMOの試乗インプレッションをYouTube(モーターマガジンmovie)で公開中。岡本幸一郎氏によるロードインプレッションでその実力を検証。ぜひNISMOサウンドとその走りをぜひ堪能してほしい。

画像: 【スカイライン NISMO】NISMOチューンが施された限定1000台のスペシャルモデル youtu.be

【スカイライン NISMO】NISMOチューンが施された限定1000台のスペシャルモデル

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スカイラインNISMO 主要諸元

●全長×全幅×全高:4835✕1820✕1440mm
●ホイールベース:2850mm
●エンジン:V6ガソリンツインターボ
●総排気量:2997cc
●最高出力:309kW(420ps)/6400rpm
●最大トルク:550Nm(56.1kgm)/2800-4400rpm
●トランスミッション:7速AT
●駆動方式:FR
●タイヤサイズ:フロント 245/40R19、リア 265/35R19
●車両価格(税込):788万400円

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