フェラーリ プロサングエ【1分で読める輸入車解説／2023年版】

あらゆる道を走ることができるピュアなフェラーリ

フェラーリにとって同社の75年という歴史の中で初となる4ドア4シーターの新型モデル。SUVライクな外観に目を奪われるとその本質を見誤る。

最高出力725ps／最大トルク716Nmを発生する6.5L V型12気筒エンジンをフロントミッドに搭載し、その直後に強大なパワー／トルクを常時適切に4輪に伝えるPTU（パワートランスファー）を配置。8速DCTはリア車軸上に置かれ、前後重量配分はフロントミッドシップスポーツとして理想的な49：51を実現した。

さらに世界初となるモーター制御の油圧ショックアブソーバーシステム「フェラーリアクティブサスペンション」を搭載。ロールやピッチングを30％減少させるとともに、常に最適なタイヤの接地性を確保する。観音開きのドアにより、キャビンは想像を超えるほど広大だ。

「プロサングエ」とはモデル名はイタリア語で「サラブレッド」を意味する。4ドアであっても、そのドライビングポジションはフェラーリの他のモデルと同じ。あらゆる道を走ることができるピュアなフェラーリであり、正真正銘リアルなフェラーリだ。

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フェラーリ プロサングエ ジャパンプレミア「日本初披露は世界遺産・仁和寺の境内」 - Webモーターマガジン

6.5L V12エンジンを搭載する4ドア4シーター4WDのフェラーリ。その新型プロサングエが、日本のカスタマーたちの眼前で披露された。（Motor Magazine2023年1月号より）

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フェラーリ プロサングエ 主要諸元

全長:4973mm
全幅:2028mm
全高:1589mm
ホイールベース:3018mm
車両重量:2033kg（乾燥重量）
エンジン:6.5L V12
駆動方式:4WD
トランスミッション:8速DCT
乗車定員:4名

フェラーリ プロサングエ9

フェラーリ初のSUV「プロサングエ」がついにデビュー。725psを発生する自然吸気V12エンジンの驚愕パフォーマンスに、まずは震撼せよ！ - Webモーターマガジン

2022年9月13日（伊・現地時間）、フェラーリは同社初となるSUVモデル「プロサングエ（PUROSANGUE）」を発表した。かつてない「厚みたっぷり」のボディシェイプながら、やはり史上初の4ドア4シーターのたたずまいは見事に、揺るぎなきフェラーリ・クオリティで完成されている。

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フェラーリ プロサングエは、なぜ「SUVではない」のか？冬の北イタリアでその理由を知ることができた【海外試乗】 - Webモーターマガジン

フェラーリ初の4ドア&4シーターのプロサングエ。スタイリングはSUVだがフェラーリはSUVとは謳わない。そのマシンとはいったいどんなものか、冬の北イタリアで試乗した。（Motor Magazine 2023年5月号より）

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