ブリヂストンが、「深みを増した空間品質と磨き抜かれた走行性能」を謳う乗用車用プレミアムブランド新商品「レグノ GR-XⅢ」を発表したのは、2023年12月12日のこと。年明けの2024年1月23日、その提供価値とコミュニケーション戦略を含めた詳細なメディア向け発表会が開催されました。

HANDLING(ハンドリング性)とWEIGHT(軽量)へのこだわり

それではエンライトンをはじめとする新技術の採用によって、レグノGR-XⅢはどのような「エッジ」が効いたタイヤに進化しているのでしょうか。

画像: エンライトンともに採用されている基盤技術「BCMA(Bridgestone Commonality ModularityArchitecture)」はタイヤの骨組みであるカーカスと補強帯であるベルトに関しては、モジュール共用している。一方で、市場やユーザーニーズにフレキシブルかつ素早く対応するために、トレッド面で性能をカスタマイズする手法を採る。

エンライトンともに採用されている基盤技術「BCMA(Bridgestone Commonality ModularityArchitecture)」はタイヤの骨組みであるカーカスと補強帯であるベルトに関しては、モジュール共用している。一方で、市場やユーザーニーズにフレキシブルかつ素早く対応するために、トレッド面で性能をカスタマイズする手法を採る。

画像: GREAT BALANCEの進化と拡張は、妥協ではなくすべての性能の調和を拡大する形で完成されている。

GREAT BALANCEの進化と拡張は、妥協ではなくすべての性能の調和を拡大する形で完成されている。

2023年版のブリヂストンタイヤカタログには、「ブリヂストンが考えるタイヤに大切な7つの性能」として、直進安定性/ドライ性能/ウエット性能/低燃費性能/ライフ性能/静粛性/乗り心地が挙げられています。

最新となるGR-XⅢのリリース中では、「これからのタイヤに求められる価値」という目線で、進化したGREAT BALANCEには、SILENCE(静粛性)/COMFORT(乗り心地)/WET(ウエット性能)/ECO(低燃費性能)/LIFE(耐摩耗性)が継続「採用」されています。

一方で新たにHANDLING(ハンドリング性)/WEIGHT(軽量)/MATERIAL CIRCULARITY(資源循環性)が新たに加わり、計「8つの性能」が掲げられました。

ドライと直進性はリストから消えていますが、こちらは「優れていてもはや当たり前」という並々ならぬ自信が感じられます。よりサステナブルで楽しく安心に、という、時代が求めるタイヤの理想が、8項目からなるチャート化につながったのでしょうか。

そこでここからは、全ての性能を拡張する。何かを犠牲にすることはない。新たなGREAT BALANCEが目指す3つの要素について、少し詳しく見ていこうと思います。

GR-XⅡからの進化を支えるピクトとして注目すべきはまず、ゴムと構造の革新でしょう。

新ゴム「GR-tech Silentゴム」は、路面からの振動を吸収しロードノイズを低減。ゴム構造を100万分の1mm単位で自在にコントロールできるNANO PRO-TECHテクノロジーに加え、ウエット特化の新ポリマーを採用していることで「ゴムを極めて」います。さらにREGNOとしては初めて「ウエット向上剤」を使用、さりげなく雨に対する強さも進化しているようです。

「接地を極める」のは、ブリヂストン自慢の見える技術「ULTIMATE EYE」に加えて、「GR-tech Silent 構造」「GR-tech Motionライン」が担当。最適な接地形状が優れた操縦安定性につながります。さらにこの新構造は、従来比で軽量化も達成しました。

こうした技術の融合によって、レグノGR-XⅢはレーンチェンジ時の車体のふらつきを抑制することに成功。優れた操縦安定性がもたらす揺れの少ない快適な車内環境のおかげで、クルマに弱い人でも酔いにくいドライブが楽しめる快適性を実現しています。

画像: 新しいGR-XⅢと、従来型(GR-XⅡ)の操縦安定性能を比較したデータ。ドライバーだけでなく、同乗者全員が安心して乗ることができる「安定」という名の快適性を向上している。

新しいGR-XⅢと、従来型(GR-XⅡ)の操縦安定性能を比較したデータ。ドライバーだけでなく、同乗者全員が安心して乗ることができる「安定」という名の快適性を向上している。

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