MATERIAL CIRCULARITY(資源循環性)への取り組み
続いて、地球温暖化や資源枯渇といった、グローバルで課題となっているサステナビリティに対する、エンライトンの貢献ぶりをチェックしておきましょう。もともと初期のエンライトンは、ガソリン車の走行時にタイヤが原因となるCO2排出量を約30%可能にしていることを謳っていました。
ケミカルリサイクルを含む再生資源・再生可能資源の活用など、環境負荷低減へのアプローチもまた、エンライトンの重大な使命です。進化する中で、ソーラーカーレース「Bridgestone World Solar Challenge(BWSC)」で使用されるタイヤの再生資源・再生可能資源比率を、2023年には前年比で倍増させたそうです。
REGNO GR-XⅢでは、従来の穏やかな挙動や乗り心地が求められる「ラグジュアリー系」に加えて、車両剛性が高く車重も重いことから、しっかりとした走行性能が求められる「ツーリング系」、そして車重の重さに加えて静粛性にも気配りが必要な「BEV系」まで対応する計51サイズがラインナップされます。
そのうち転がり抵抗AAが29サイズ、Aが22サイズと、高い省燃費性能を実現。同時に、具体的な数値は明らかになっていませんが、サステナブル素材の適用も進んでいるといいます。
最後にもっとも「レグノらしい」性能を象徴する静粛性について、ぜひ覚えておいて欲しい進化ポイントをご紹介しましょう。それは、「人間が気になりにくい音質へのチューニング」です。
具体的には3Dノイズ抑制グルーブと、「GR-techSilent 構造」「GR-tech Motionライン」によって、音質の最適化が進められました。他にも、「GR-tech Silentゴム」が路面からの振動を吸収、加えてシークレットグルーブが、摩耗時も上質な静粛性を継続してくれます。
これらは「レグノサイレントテクノロジー」として統合されています。ブリヂストン調べで荒れた路面で気になるロードノイズ(低周波)は12%、滑らかな路面で気になるパタンノイズ(高周波)は8%、従来比で低減されました。
レグノとしての本質をしっかりグレードアップしながら、他の性能・品質についても全方位で引き上げられているというGR-XⅢは、ユーザーの我がままなニーズもしっかり応えることができるはず。
さまざまなカテゴライズに合わせてわかりやすくインパクトたっぷりに味付けされた「エッジ」が、どんな走りを味わわせてくれるのか…こんなにワクワクさせてくれるタイヤ技術は、もしかすると「ドーナツ以来」?かもしれませんね。