ビー・エム・ダブリューはプレミアムスモールコンパクトカーの新型MINI Cooper 3 DoorとSUVモデルのMINI CountrymanのBEVモデルを発表した。

MINI初となるBEV2モデル

BEVモデルはMINI Cooper Eが最高出力135kW、最大トルク290Nmを発生する電気モーターをフロントに配する。40.7kWhのバッテリーを搭載し、一充電走行可能距離は305km*。

画像: 三角形となったリアランプでガラリと変わった印象のリアビュー。

三角形となったリアランプでガラリと変わった印象のリアビュー。

MINI Cooper SEは最高出力160kW、最大トルク330Nmを発生する電気モーターをフロントに配する。搭載するバッテリー容量は54.2kWhで一充電走行可能距離は402km*とロングドライブも可能。BEVの2モデルは外部給電にも対応している。(*数値はすべて欧州仕様)

普通充電および急速充電に対応しており、普通充電は11Kw交流電源、急速充電はMINI Cooper Eが75kWに対応。MINI Cooper SEは95kWの直流電源に対応する。急速充電ではわずか30分で10%から80%までの充電が可能となる。

インテリアはデジタル化され、直径24cmの円形の有機ELを使用したタッチセンサー付きのセンターディスプレイを中央に配置する。タブレット端末感覚で操作できる新世代のインフォテインメントインターフェイスを実装し、パーソナルアシスタントやARナビゲーション、カスタマイズにも対応している。

画像: デジタル化されたインテリアは中央の円形センターディスプレイが目を引く。ハンドル奥のメーターは排され、ヘッドアップディスプレイに情報が表示される。

デジタル化されたインテリアは中央の円形センターディスプレイが目を引く。ハンドル奥のメーターは排され、ヘッドアップディスプレイに情報が表示される。

その下にはパーキングブレーキ、シフトセレクター、イグニッションキー、MINIエクスペリエンスモードなどのスイッチが並ぶ。

ステアリングホイール奥から消えたスピードメーターの代わりにヘッドアップディスプレイが運転に必要な情報を表示する。

画像: 走行情報だけでなく、天気情報など各種情報の表示も可能。

走行情報だけでなく、天気情報など各種情報の表示も可能。

ダッシュボードには布地を連想させるリサイクルポリエステルを採用した新素材が採用される。

また全車標準装備のMINIエクスペリエンスモードはインテリアの雰囲気を一変させることが可能だ。ダッシュボード上に7パターンのグラフィックを投影でき、アンビエントライト、MINIドライビングサウンドなど、好みに応じてインテリアの雰囲気の選択が可能。アニメーションやサウンド、プロジェクションによって没入感あるクルマとなり、MINIの個性をさらに際立たせている。

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