WRCの世界に君臨する2ドライバー監修の特別仕様車
進化版「GRヤリス」の販売開始日決定にともない、特別仕様車「GRヤリス RZ“High performance・セバスチャン・オジエEdition”」(以下、オジエEdition)と「GRヤリス RZ“High performance・カッレ・ロバンペラEdition”」(以下、ロバンペラEdition)の抽選申し込みが、3月21日より全国のGR Garage店頭で開始された。期間は3月31日までで、4月18日に当選の連絡が入りその当日以降から商談が行われる。販売台数は、それぞれ限定100台だ。
特別仕様車は、「ラリーの現場でクルマを鍛え、成長させてくれるドライバー、その機会を与えてくださるすべてのチーム、主催者を含む関係者の皆様、そして、ファンの皆様へ敬意と感謝を伝えたい」というモリゾウの想いで、進化版「GRヤリス」をベースに開発されたものだ。
特別仕様車「オジエEdition」は、TGR-WRT所属選手でありこれまで計8回ドライバーズタイトルを獲得したセバスチャン・オジエ選手の監修によるマシンで、ボディカラーに新規色のマットステルスグレーが採用される。
特別仕様車「ロバンペラEdition」は、2022・2023年連続でドライバーズタイトルを獲得したカッレ・ロバンペラ選手監修で、三色塗装が特徴。これは、ロバンペラ選手の友人のデザイナーによるもので、カッティングシートなどは使用せず、塗装のみで三色の塗り分けられている。
ドライブモードは、各ドライバーの好みに合わせた走りを実現しようと、特別仕様車専用の四駆制御モードが開発された。標準車両の「GRAVEL」 「TRACK」 と置き換える形で、それぞれ2モードで専用制御行うといものだ。
ちなみに、特別仕様車「オジエEdition」および特別仕様車「ロバンペラEdition」ともにミッションは6MTで、GR-DATの設定はない。