2024年3月21日(現地時間)、フォルクスワーゲンAGは欧州で、電動ミニバン「ID. BUZZ」の高性能バージョン「GTX」を発表した。2022年3月に登場した「ID. Buzz」は、その後、ロングホイールベースバージョンを追加するなどラインナップを拡大して注目を集めているが、今回高性能バージョンが追加されたことでさらに人気が高まりそうだ。「ID. BUZZ GTX」は今年夏より欧州で販売が開始される予定となっている。

発表以来、世界中で大人気となっている「ID. BUZZ」

2022年3月に登場した「ID. BUZZ」は、ワーゲンバスという愛称で親しまれてきた「タイプ2」を次世代のBEVに置き換えたモデルで、タイプ2を彷彿とさせるシルエットとV字のモチーフを配したフロントマスクで、世界中で大人気となっている。

2023年6月にはホイールベースを250mm伸ばして3238mmとした「ロングバージョン」が登場。ベースは2列シートの5人乗り仕様となるが、ロングバージョンには3列シートの7人乗り、6人乗りも用意される。

一方「GTX」は、ホットハッチの「GTI」や強力ディーゼルエンジン搭載の「GTD」、プラグインハイブリッドの「GTE」と並ぶスポーツモデル。「GTX」はパフォーマンスとともに快適性、プレミアム性を重視したモデルと位置づけられる。

現在、GTXは、電動SUVの「ID.4」と電動SUVクーペの「ID.5」』、コンパクトEVの「ID.3」、最高峰EVワゴンの「ID.7ツアラー」にラインナップされている。

画像: 「ID. BUZZ GTX」はエクステリアもダイナミック。ハニカムデザインのブラックエアインテークグリルやGTXスタイルのバンパーを装備、細部は高光沢ブラックで仕上げられている。写真はロングバージョン。

「ID. BUZZ GTX」はエクステリアもダイナミック。ハニカムデザインのブラックエアインテークグリルやGTXスタイルのバンパーを装備、細部は高光沢ブラックで仕上げられている。写真はロングバージョン。

電動ミニバン「ID. BUZZ」の高性能バージョン「ID. BUZZ GTX」

つまり、今回発表された「ID. BUZZ GTX」は、電動ミニバン「ID. BUZZ」の高性能バージョンということになる。このGTXにも、ベーシックなホイールベースとロングホイールベースバージョンの両方が設定される。

パワートレーンは、「ID. BUZZ」はフロア下に77kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、リアアクスルに配置したモーターで後輪を駆動するが、「ID. BUZZ GTX」ではリアアクスルに加えてフロントアクスルにも電気モーターを搭載して、2モーターで全輪を駆動する。

モーターも「ID. BUZZ」が最高出力204psであるのに対して、「ID. BUZZ GTX」ではフロントが109ps、リアが286psと強力。システム全体のパワーは340psを発揮する。

その結果、パフォーマンスは0→100km/h加速6.5秒、最高速160km/h(リミッター作動)と発表されている。

牽引能力も力強く、ベーシックなホイールベースのバージョンでは最大1800kg、ロングホイールベースでは1600kgを実現。 トレーラーとしても活躍できる性能を持っている。なお、リチウムイオンバッテリーはふたつのサイズが用意され、最大200 kW (最大充電容量) のDC急速充電ステーションまで対応し、26分で10%から80%に充電できる。

「ID. BUZZ GTX」は今年夏より欧州で販売を開始。「ID. BUZZ」の日本導入がますます楽しみとなってきた。

画像: 「ID. BUZZ GTX」のインテリア。ダークトーンが高性能バージョンのスポーティなキャラクターを強調する。

「ID. BUZZ GTX」のインテリア。ダークトーンが高性能バージョンのスポーティなキャラクターを強調する。

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