Hyundai Motor Company(ヒョンデ モーター カンパニー。以下、ヒョンデ)は3月31日、まもなく開催されるモータースポーツイベント「Hyundai N Festival」の参加チーム公式練習ラウンドで「IONIQ 5 N eN1 Cupカー」を発表しました。

観客を魅了するレーシングマシンらしい演出も用意

画像: レーシングカーらしさを感じる「IONIQ 5 N eN1 Cupカー」のステアリングホイール。

レーシングカーらしさを感じる「IONIQ 5 N eN1 Cupカー」のステアリングホイール。

またレーシングカーならではの演出も用意されています。NGBオーバーブースト、バーチャルシフト(N e-Shift)、差別化・増幅されたNAS+(N Active Sound)によるサウンドを楽しめるほか、チームによって独自のサウンドを設定することも可能です。

なお、「IONIQ 5 N eN1 Cupカー」は4月27日のHyundai N Festivalのインジェ・スピーディウムで行われる開幕戦公式練習を行い、第5戦で実施される1対1のノックアウトレースや従来のスプリントレースなど10のレースに参戦。これらはいわばトライアル期間で、eN1 Cupカーとしてのテストや改良の機会となります。

BEVレースならではの安全性確保に向けた取り組みも実施

画像: 充電設備の安全性など、BEVを使ったレースならではの安全性の検証や安全対策も模索していく。

充電設備の安全性など、BEVを使ったレースならではの安全性の検証や安全対策も模索していく。

また、レースチーム、ドライバー、マーシャルがBEVレースについて学ぶことはもちろん、充電関連のインフラや火災対応対策、緊急対応といったへの練度の向上にも活かされます。

「IONIQ 5 N eN1 Cupカー」の登場は、本格的な高性能BEVレーシングカーの選択肢と可能性を示しただけでなく、BEVレースの発展と促進にも良い影響を与えそうです。

■IONIQ 5 N eN1 Cupカーの仕様、および付随する装備
●PE システム
IONIQ5 N 製品仕様のPE システムに含まれているもの
ーモーター:フロント166kW(226ps) 、リア282kW(383ps)=合計:650ps
ーパッテリー:84.0kWh
ーインパーター:2レベルSiCインパーター
●充電システム
IONIQ 5 N 製品仕様の充電システムに含まれているもの
-800V、400Vのマルチ充電システム
—最高充電速度: 350 kW
ー充電時間: 10~80% 18 分(最適な条件下)
●サスペンション
調整可能な2レベルダンパー
車高とキャンバーは調整可能
●ブレーキ
鍛造キャリパー(フロント6ポット、リア4ポット)
●タイヤとホイール
18インチ モータースポーツスリックタイヤ
18インチ 11 J鍛造ホイール
●エクステリア
高いダウンフォースを生じさせるモータースポーツ・エアロキットとワイドフェンダー
●安全性
FIA規則標準の多点溶接ロールケージ(付録J)
バケットシート、6P安全ベルト
高圧遮断装置
高圧警告インジケーター
窒素消火設備
位置が変更された充電ポート
●総重量
およそ1,970Kg
●IONIQ5 N テクノロジ一
N e-Shift
N Active Sound+ (強化)
N グリン・ブースト
N バッテリープレコンディショニング

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