ボディのカラーリングは2バージョン。日本導入は、あるか？
左右フェンダー前のカーボンファイバー製エアロフリックなどが空力特性を改善させている。
足まわりでは、レース由来のショックアブソーバーは4段階に調整が可能で、サーキットなどの特性に合わせて自由にセットアップができる。また、クルマの最適なダイナミックコントロールを維持して、ステアリングの精度を高めながらスプリングの剛性を下げることもできる。タイヤには、ブリヂストンの特別なポテンザ（レース用）が開発され、20インチのセンターナット ホイールに装着されている。その結果、ウラカン STJはナルド テクニカルセンターのテストコースで、ウラカン STOよりも1秒以上速いラップタイムをマークした。
ウラカン STJは、ランボルギーニ チェントロスティーレ（スタイルセンター）によってプロデュースされた2バージョンを設定する。ひとつは、ネロ ノクティス（黒）のルーフにロッソマーズ（赤）とビアンコ イシ（白）のディテールと組み合わせたグリージョ テレスト（グレー）のボディカラーで、キャビンは革のディテールと対照的なロッソ アララ（赤）ステッチを備えたネロ コスムス（黒）のアルカンターラ シートが特徴。
もうひとつは、ネロ ノクティスのルーフにロッソ マーズとビアンコ イシのディテールと組み合わせたブル エリアディ（青）のボディカラー（掲載写真）となる。どちらのバージョンも、「1 of 10」とマークされた特別なナンバー入りのカーボンファイバー プレートを備えている。さらに、ユーザーのオーダーによって、助手席側にカスタムプレートを追加するオプションも用意されている。
世界限定10台の「ウラカン STJ」、果たして日本には何台が導入されるのか。現段階ではまったく未定だが、日本のスーパーカー ファンのためにも、その導入に期待したいものだ。
640psと565Nmを発生する5.2LのV10エンジンのパワースペックはウラカン STOと変わらない。
