2024年4月10日(イタリア本国時間)、アウトモビリ ランボルギーニはV10エンジンを搭載したスーパースポーツカー「ウラカン」の掉尾を飾る世界10台の限定モデル「ウラカン STJ」を発表した。

次期モデルはレヴエルトと同様にハイブリッドを採用

画像: リアウイングの角度を3度増やすことで、クルマのバランスを保ちながらダウンフォースを10%増大させている。

リアウイングの角度を3度増やすことで、クルマのバランスを保ちながらダウンフォースを10%増大させている。

2014年に登場以来、V10エンジンをミッドシップ搭載し、フラッグシップであるアヴェンタドールとともにスーパーカー帝国ランボルギーニを支えてきた「ウラカン(Huracan)」。そんなウラカンも、アヴェンタドールが「レヴエルト」に世代交代したように、2024年末には新しいハイブリッド パワートレーンを搭載したブランニューのスーパースポーツカー(名称は未発表)にバトンを渡すことになる。

ウラカンの掉尾を飾るべく登場する限定モデルが、「ウラカン STJ」だ。STJとは「スーパートロフェオ イオタ」の略だ。スーパートロフェオとは、2009年に設立されたランボルギーニのワンメイク チャンピオンシップに敬意を表した名称の頭文字。そして「J」はレーシングカーの仕様を設定するFIA規則のJ項と、ミウラをベースに生まれた幻のモデル「イオタ」やミウラSVJ(スーパーヴェローチェ イオタ)、そしてアヴェンタドールSVJに続く、トラック用に開発されたランボルギーニ車の長い伝統をオマージュしている。

そんなウラカン STJはウラカン STOをベースとしている。したがってパワートレーンは、8000rpmで最速出力640psと6500rpmで最大トルク565Nmを発生する5.2LのV10エンジンに7速DCTを組み合わせ、後輪のみを駆動するシステムはウラカン STOと同じだ。

ボディには専用のデザインパッケージが採用され、ウラカン ファミリーの歴史の中で達成されたパフォーマンスの頂点にあることを表している。ランボルギーニ スクアドラコルセ(レーシングチーム)の技術者が開発した専用のエアロパッケージにより、ウラカン STJは際立った存在になった。STOで洗練された「コファンゴ」と呼ばれるフロントセクションは、空力特性がさらに改善された。2つのカーボンファイバー製エアロフリックや、リアウイングの角度を3度増やすことで、クルマのバランスを保ちながらダウンフォースを10%増大させている。

This article is a sponsored article by
''.