大胆にして質感の高さを強調する新インテリアデザイン
インテリアデザインも一新された。アストンマーティンでは、「DB12とVantageに採用されたアストンマーティンの大胆な新デザインの最新進化形」という。その代表例が、ダッシュボードの上下を二分するように水平に引かれたラインだ。この力強いラインは、インテリア全体の高さを抑える役割を担っている。
パネルやセンターコンソールにはクローム素材が多く奢られる。スポーツカーらしさと印象的なモダン・ラグジュアリーの融合を目指してのことだという。そして、ステアリングホイールから、D型プルドアリリースハンドル、縦型エアベントまでは、ブライトクロームまたはダーククロームのインテリア・ジュエリーとマッチするようリファインが行われている。
大きくなったフロントドアのパネルには、グロス・スモークド・オークやグロス・チタン・メッシュ、最新のジリコート・ウッド、ピアノ・ブラック、カーボン・ファイバーなど、さまざまな新素材が用意される。
インテリアトリムは、マトリックス刺繍とキルティングの「Inspire Comfort」とベクトル刺繍の「Inspire Sport」、アルカンターラの「Accelerate」の3種類を選ぶことができる。それぞれ、細部にはマイクロパイピングやサテン刺繍が施される。もちろん、アストンマーティンのビスポーク・サービスであるQ by Aston Martinの選択肢もある。
音響システムは、標準装備の800Wスピーカー14台のアストンマーティン・プレミアムオーディオに加え、アストンマーティンのオーディオパートナーであるBowers & Wilkinsと共同開発したシステムがオプションで用意される。
DBX707の室内容積と形状に合わせて音響設計されたもので、23スピーカー(アルミニウム・ダブルドーム・トゥイーター、Continuumミッドレンジ・スピーカー、専用3Dヘッドライン・スピーカー、ベース・スピーカー、サブウーファー等)・ダブルアンプリファイド1600Wサラウンド・サウンド・システムとなる。