アウトドアのテイストをふんだんに盛り込んだ「HuNT」
新しくなったヴェゼルのグレード構成自体はシンプルです。ガソリンモデルの「G」とハイブリッドモデルの「e:HEV X」、そして後者をより上級に仕立てた装備充実の「e:HEV Z」の3本仕立てとなります。
さらに「e:HEV X」をベースにアウトドアスタイルを身にまとった新設定の「HuNT」や、「e:HEV Z」をベースに個性を極めた「PLaY」といったパッケージモデルが用意されています。好みや予算に応じた、プラスアルファの個性を選べるわけです。
そのなかで今回ご紹介するHuNTは、専用の内外装デザインが施されているほか、HuNTならではの魅力ある装備が特徴です。今回はそんなHuNTはいったいどんなモデルなのか、どんな人におすすめできるのかについて解説していきます。
都市にも自然にも馴染むエクステリアデザイン
新設定されたHuNTは、エクステリアデザインに専用の装備をいくつか施しているのが特徴です。たとえば、フロントバンパーにあしらわれたカッパーメタリック塗装のロアーガーニッシュはHuNT専用装備です。ピリッとアクセントが効いていて、個性的なルックスを主張しています。
またアルミホイールもHuNT専用にカラーリングされています。「e:HEV X」をベースしていますので、装着する16インチアルミホイールはデザインはXと同じです。が、HuNTには特別にシャークグレーメタリックのカラーが敷かれています。ブラック塗装のXよりも、よりタフな印象を与えるこのホイールによって、足元の「強さ」を感じさせます。
またアクセントとしてフロントグリルのガーニッシュとドアミラーをシルバー塗装しているのもHuNTの特徴です。こうした「特別感」が所有する満足感をアゲている気がします。
そして、HuNTのエクステリアで最大の特徴がルーフレールの採用です。これまで都会派SUVを極めてきた2代目ヴェゼルにはルーフレールが装着されたモデルはありませんでしたので、待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか。