1994年登場の初代以来、アウディのミッドサウズセグメントを担ってきた、「A4」にフルモデルチェンジが行われ、「A5」へと名を改めた。これまで以上にスポーティな内外装とされ、パワートレーンはガソリンとディーゼルの2種類が用意されるが、ともに先進の48V マイルドハイブリッド(MHEV)システムが組み合わされる。

MHEVシステムにPTG採用でEV走行も可能に

パワートレーンは、すべて48Vのマイルドハイブリッド(以下MHEV)システムと組み合わされる。このシステムには、部分的にEVドライブができるPTG(パワートレーン ジェネレータ)が採用されているため、これまで以上にCO2の排出低減と燃費向上が図られている。

画像: PTG採用のMHEVシステムが、環境と走行性能の両立を高次元で実現。(写真:セダン)

PTG採用のMHEVシステムが、環境と走行性能の両立を高次元で実現。(写真:セダン)

MHEVシステムに組み合わされるICE(内燃機関)は、「A5」が2Lディーゼルターボの2.0TDI(最高出力204ps)と2Lガソリンターボの2.0TFSI(最高出力150ps)、同じく2.0TFSI(最高出力204ps)で、「S5」が3LガソリンターボのV6TFSI(最高出力367ps)。

先述のPTGは、これらのICEの最高出力を24psアシストする。また、「S5」には、VTGと呼ばれるトルクベクタリングが採用され、MHEVシステムとの組み合わせは初となる。

画像: アバント(左)とセダン。極端に傾斜したアバントのDピラーが印象的だ。

アバント(左)とセダン。極端に傾斜したアバントのDピラーが印象的だ。

新型「A5」は2024年11月よりドイツを始め各ヨーロッパ諸国へのデリバリーが開始される予定だ。ドイツでは7月より受付が開始され、エントリーモデルの車両価格が4万5200ユーロ(約772万9000円)とアナウンスされている。

This article is a sponsored article by
''.