三菱自動車工業(以下、三菱)はクロスオーバーSUVの「アウトランダーPHEV」を大幅改良して2024年秋より国内で発売を予定。8月1日よりティザーサイトを開設した。
PHEVのシステムを大幅改良
アウトランダーは、三菱のミドルサイズ クロスオーバーSUVだ。初代は2005年に登場し、現行型は2021年に発表された3代目にあたる。2012年に登場した2代目から、プラグインハイブリッド車(PHEV)が追加設定されている(PHEVの販売は2013年から)。
![画像: 現行型のアウトランダーPHEV。エクステリアは、どう変更されるだろうか?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2024/08/02/d20711cdee6f1c6be79c573e76bcfee7c1bdd769_xlarge.jpg)
現行型のアウトランダーPHEV。エクステリアは、どう変更されるだろうか?
今回、PHEVのシステムを大幅改良するとともに、内外装の質感を向上させる。
具体的には、大容量化・高出力化を実現した新開発の駆動用バッテリーを採用。これによりEV航続距離を大幅に伸長させるとともに、よりレスポンスに優れた力強く滑らかな加速性能を実現した。また、同社のフラッグシップモデルとして、スマートフォン連携ナビゲーションのディスプレイサイズを12.3インチに大型化したり、セミアニリンレザーのシートにベンチレーションを新採用するなど、インテリアの質感を大きく向上させた。
![画像: セミアニリンレザーのシートにベンチレーションを新採用する。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2024/08/02/1bd832ea59c1ae942976047fc7621d8b62d75f10_xlarge.jpg)
セミアニリンレザーのシートにベンチレーションを新採用する。
さらに、ヤマハ(株)との共同開発によるオーディオシステムも新たに採用。ヤマハの音楽思想に基づき、臨場感ある4つのサウンドタイプの設定に加え、商品コンセプトにあわせたサウンドを実現するためにドアの設計を見直すなど、車体にも改良を施し、最高の音響空間を提供する。
現在公開されている画像は、ここで紹介している3点のみ。タイトルの画像を見るかぎりは、フロントマスクなどがどう変更されているかは分かりにくい。残りの2点は、セミアニリンレザー製シートと、ヤマハ製オーディオのアップだけだが、ティザーサイトでは大型化されたディスプレイや20インチ アルミホイールの画像なども見ることができる。
![画像: ヤマハとの共同開発によるオーディオシステムも新たに採用する。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2024/08/02/c99e17343d4d7897fccee4e879b2035e61a62d9b_xlarge.jpg)
ヤマハとの共同開発によるオーディオシステムも新たに採用する。
ティザーサイトでは、今後順次、商品情報や開発者メッセージを発信していくという。世界60カ国以上での販売実績を持つ、三菱のフラッグシップ「アウトランダーPHEV」。大幅改良でどのように進化するのか、楽しみなところだ。