2024年9月13日、スバルはクロストレックとインプレッサの一部改良モデルを発表。インプレッサは2.0Lガソリンエンジンモデルに特別仕様車「ST スマートエディション(Smart Edition)」を新設定した。
JNCAPファイブスター大賞受賞モデルの商品力を向上
インプレッサはスバルのスタンダードモデル、クロストレックはインプレッサをベースにしたコンパクトSUVだ。インプレッサは初代が1992年に登場、現行型は2023年に登場した6代目にあたる。
クロストレックは2010年に3代目インプレッサをベースにしたクロスオーバーSUV「インプレッサ XV」から始まり、2012年に登場した2代目からインプレッサから独立して単に「XV」となり(スバルではこれを初代としている)、2022年に発表された現行型から世界統一名称の「クロストレック」となった。
クロストレックは従来型の個性的なデザインをさらに際立たせ、動的質感や使い勝手、安全性により磨きをかけた。また、FWD(前輪駆動)モデルを追加し、より幅広いユーザーが選べるラインナップとした。
さらに自動車の安全性能を比較評価する自動車アセスメント(JNCAP)では、2023年度の衝突安全性能と予防安全性能の総合評価で最高得点を獲得し、「自動車安全性能2023ファイブスター大賞」を受賞した。
今回の一部改良では、インフォテインメントシステムの使い勝手の向上やコネクティッドサービスの機能追加、オーディオレス仕様車の内装の質感を向上した。またボディカラーに「デイブレイクブルー パール」を新設定して、商品力をより高めている。
車両価格(税込)は、ツーリング(FWD)の293万1500円からリミテッド(AWD)の344万8500円。いずれもパワートレーンは2.0L 水平対抗4気筒+モーターのハイブリッド(e-BOXER)にリニアトロニックCVTを組み合わせる。