2024年9月19日、ホンダはアウトドアシーンにマッチするルックスと装備を持つ「N-BOX JOY」の詳細を公表しました。発表は9月26日、発売は9月27日を予定しています。

オシャレなだけじゃない実用的なインテリア

画像: ナビ画面下部から助手席側につながるトレーは傷が目立たないストーンカラーを採用した。

ナビ画面下部から助手席側につながるトレーは傷が目立たないストーンカラーを採用した。

次に内装を見ていきましょう。ドアを開けると落ち着いた色合いのインパネとトリムにマッチした、チェック柄のシートに目を奪われます。N-BOXやフィットなどでも好評な後席座面のチップアップ機構を備えた後席も同様の生地を採用しています。

画像: 前後のシートにはN-BOX JOYのために開発されたチェック生地が採用されている。

前後のシートにはN-BOX JOYのために開発されたチェック生地が採用されている。

このチェック柄の生地をよく見ると、青系のパステルカラーの糸も使われています。これは汚れなどが目立たない色を実現するための工夫なのだといいます。また、シート地の素材はポリエステル製でそもそも汚れに強いのですが、N-BOXシリーズでは初となる撥水加工が施されています。これにより水や飲み物をこぼしてもすぐに拭き取ればシミになりにくくしているのです。

画像: 撥水加工が施されたチェック柄の生地は、使う糸の色の選定など試行錯誤されて出来上がった。

撥水加工が施されたチェック柄の生地は、使う糸の色の選定など試行錯誤されて出来上がった。

荷室もチェック柄を用いたオシャレ空間

画像: 標準車と同じく後席には左右分割して動かくことができる前後スライド機構を採用している。

標準車と同じく後席には左右分割して動かくことができる前後スライド機構を採用している。

もうひとつ、N-BOX JOYで驚かされたのはラゲッジスペースです。初めて見る人は「オプションのカーゴマットかな?」と思うかもしれません。ですが実はこれ、床面からシートバックの裏側まで本来は黒いカーペットで配される部分が、シートと同じチェックの表皮で覆われているのです。

画像: 後席シートバック背面(クッションがあるあたり)はプレート入りなので座ってもゴツゴツ感はない。

後席シートバック背面(クッションがあるあたり)はプレート入りなので座ってもゴツゴツ感はない。

さらにシートバック裏側の表皮下には、シートフレームの凹凸を感じさせないようにするプレートを入れるという、もうひと捻りの工夫が施されています。これにより後席シートバックを倒してフラットな床面の荷室でくつろぐ、または身体を横にして休むといった場合の快適性を高めているのです。

画像: 標準車では後方に行くしたがって低くなる荷室後端を80mmかさ上げして荷室床面をほぼ水平にした。

標準車では後方に行くしたがって低くなる荷室後端を80mmかさ上げして荷室床面をほぼ水平にした。

また、荷室フロアの後端はN-BOXよりも80mm高められていて、これにより荷室フロアがよる水平かつ平坦になっています。この工夫は先述のように人がラゲッジルームでくつろぐ時はもちろん、大きな荷物を載せたときに安定する、傾斜がないため荷物を積む際に荷室の奥まで押し込みやすくなるというメリットがあります。もちろん、車内高はN-BOXゆずりで十分に確保されているので、自転車など高さがあるものも積み込むことができます。

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