2024年10月16日(現地時間)、BMW AGは欧州で4ドアクーペ「2シリーズ グランクーペ(BMW 2series Gran Coupe)」のフルモデルチェンジを発表した。2019年に登場した初代(F44)はコンパクトで扱いやすいボディサイズと塊感のあるスポーティなデザインで人気モデルとなったが、2代目となる新型(F47)はさらにその存在感とパフォーマンスを向上させて登場した。

スポーティでエレガントな4ドアクーぺがさらに進化

初代2シリーズ グランクーペ(F44)は、FFレイアウトベースとなった3代目の1シリーズをベースに、スポーティでエレガントな4ドアクーぺスタイルで登場。ホイールベースは2670mmで1シリーズと同じだが、全長は1シリーズよりも200mm以上長く、この余裕を生かして流麗なクーペフォルムを創出しつつ、広い居住スペースとラゲッジルームを作り出し、プレミアムコンパクト市場をを牽引してきた。

画像: スポーティでエレガントな4ドアクーぺがさらに進化

今回世界初公開された新型2代目は、6月にベースとなる1シリーズがフルモデルチェンジされたのを受けて登場。大幅に強化されたサスペンションテクノロジー、自動運転と駐車のための革新的なシステム、クラウドベースのマップナビゲーションシステムを備えた BMWライブコックピットプラス、高度なデジタル化などにより、再び市場をリードするモデルに仕上がっている。

BMWの特徴であるキドニーグリルは、内部に垂直および斜めのバー、下部に大きなエアインテークを備えて、BMWらしい個性を強烈にアピール。長いボンネット、短いオーバーハング、緩やかに流れるルーフラインは、まるでFRのようなプロポーションとなっている。

ボディサイズは全長が先代モデルより20mm長い4546mmになる一方で、車高は15mm高い1435mmになり、さらに力強くダイナミックになった。

インテリアも先進的で、BMW オペレーティング システム 9 に基づく QuickSelect を備えた新しい BMW iDriveに、カーブドディスプレイ、インタラクションバー、新デザインのステアリング ホイールとギアセレクターレバーが装備される。

リアシートの背もたれは40:20:40で分割で倒すことができ、ラゲッジルーム容量は 430L( 220 グランクーペ、 220d グランクーペは360 L)と公表されている。

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