2L直列4気筒ターボ「M235 xDrive」もラインナップ
プラットフォームは、新型1シリーズと同様、「UKL2」プラットフォームの進化版を採用。ボディ構造とシャシ接続部の剛性がアップし、機敏性、ステアリング精度、コーナリングダイナミクスが向上。前輪のキャスターオフセットの増加させることで、安定した直進性とステアリングフィードバックを実現した。
オプションのMスポーツパッケージに含まれるアダプティブ M サスペンション(M235 xDrive グランクーペは標準装備)は、可変スポーツステアリングと可変機械制御式ショックアブソーバーを備える。
新型2シリーズ グランクーペのモデルラインナップは、1.5L直列3気筒ターボを搭載する「220」、2L直列4気筒ディーゼルターボを搭載する「218d」「220d」、最高出力300psを発揮する2L直列4気筒ターボを搭載する「M235 xDrive」の4車種。そのうち「220」と「220d」は、48Vのマイルドハイブリッドテクノロジーで電動化されている。また、すべてのパワーユニットに、デュアルクラッチの7速ステップトロニックトランスミッションが装備され、そのパワーは前輪に、「M235 xDrive」では4輪に配される。
先代モデルと比較して大幅に充実した装備も魅力的で、クラウドベースのナビゲーションシステムを搭載した「BMW Live Cockpit Plus」、ヘッドアップ ディスプレイとコントロール ディスプレイの拡張ビューを備えた「BMW Live Cockpit Professional」、駐車アシスタントプロフェッショナル、リモートソフトウェアアップグレード機能も用意される。
なお、新型「2シリーズ グランクーペ」はドイツ・ライプツィヒ工場で生産され、欧州では2025年3月に市場投入される予定となっているが、日本導入時期などについては明らかになっていない。