2020年8月27日、BMW(ビー・エム・ダブリュー)はコンパクトな4ドアクーペ、2シリーズ グランクーペに2Lディーゼルエンジンを搭載した新グレード「218d グランクーペ」を追加、発売した。車両価格は420万円〜486万円となる。

安全運転支援システムを標準装備してサポカー補助金対象モデルに

ハッチバックのBMW 1シリーズをベースとして、2019年10月に新設された2シリーズ グランクーペは全長約4.5m、全幅1.8mと同ブランドとしてはもっともコンパクトな4ドアモデルである。また、ルーフラインをボディ後端へなだらかに低めるスタイリッシュなシルエットもあり、全高は1430mmと低く、機械式駐車場の多くに対応したサイズ感となる。

現在のグレードラインアップは大きく分けてふたつあり、1.5L直3ターボ(140ps/220Nm)を搭載するFFの「218i」と、2L直4ターボ(306ps/450Nm)を採用する4WDのMパフォーマンスモデル「M235i xDrive」となる。いずれもガソリン仕様となるが、今回ここにディーゼル仕様のFFモデル「218d」が追加発売された。

画像: BMW 2シリーズ グランクーペに用意されたディーゼルエンジン仕様の218d。写真はスポーティな内外装としたMスポーツのグレード。

BMW 2シリーズ グランクーペに用意されたディーゼルエンジン仕様の218d。写真はスポーティな内外装としたMスポーツのグレード。

エンジンは1シリーズやSUVのX2などにも搭載されて実績のある2L直4 DOHCのB47C20B型ディーゼルターボで、低回転域でもターボを効果的に稼働できる2ステージターボチャージャーを採用する。これにより、最高出力は150ps/4000rpm・最大トルクは350Nm/1750−2500rpmと低回転域から発生する。電子油圧制御の8速ATと組み合わされてWLTCモード燃費は17.1km/Lと良好で、燃料の低価格さとあわせてランニングコスト面でのメリットも光る。

グレード展開は、装備を充実化させた「プレイ」とスポーティな内外装とした「Mスポーツ」の2系統とし、それぞれに一部装備内容を変更することで価格を抑えた「エディションジョイ+」を設定。合計で4グレード展開となるが、このすべてに安全運転支援システム「ドライビングアシスト」を標準装備、サポカー補助金対象モデルに認定されている。

このシステムは衝突回避・被害軽減ブレーキだけでなく、車線逸脱警告システムや前車接近警告機能を備え、悪天候下においても安定した検知・警告機能を実現して安全走行をサポートしてくれる。ただし、アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)はオプション設定となる。

画像: ディーゼルエンジンを搭載したBMW 2シリーズグランクーペ「218d」。写真では左ハンドルとなっているが、日本導入モデルはすべて右ハンドル仕様となる。

ディーゼルエンジンを搭載したBMW 2シリーズグランクーペ「218d」。写真では左ハンドルとなっているが、日本導入モデルはすべて右ハンドル仕様となる。

BMW 2シリーズ グランクーペ ラインアップ

218i グランクーペ:369万円
218i グランクーペ プレイ:410万円
218i グランクーペ Mスポーツ:448万円
218d グランクーペ プレイ エディションジョイ+:420万円(新設定)
218d グランクーペ Mスポーツ エディションジョイ+:458万円(新設定)
218d グランクーペ プレイ:448万円(新設定)
218d グランクーペ Mスポーツ:486万円(新設定)
M235i xDrive グランクーペ:665万円
※すべて右ハンドル仕様

BMW 218d グランクーペ 主要諸元

●全長×全幅×全高:4535×1800×1430mm
●ホイールベース:2670mm
●車両重量:1510kg
●エンジン種類:直4 ディーゼルターボ
●排気量:1995cc
●エンジン最高出力:150ps/4000rpm
●エンジン最大トルク:350Nm/1750−2500rpm
●トランスミッション:8速AT
●WLTCモード燃費:17.1km/L

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