トヨタ・ヨーロッパは2024年12月12日、コンパクトSUVタイプのフルバッテリーEV「アーバンクルーザー」を発表しました。スライディングリアシートを備えるなど、優れた実用性を備えています。2025年ブリュッセルモーターショーにおいて、一般公開される予定です。

高出力の2モーター4WDに加え、本格的なトレイルモードも設定。

パワートレーンには2つのバッテリーパックと3種類の出力特性を用意。出力によって、前輪駆動または全輪駆動が組み合わせられます。

画像: 4WDモデルはリアアクスルに48kWのモーターを追加。緩い滑りやすい路面でも安定した安定したパフォーマンスを発揮。

4WDモデルはリアアクスルに48kWのモーターを追加。緩い滑りやすい路面でも安定した安定したパフォーマンスを発揮。

このうち49kWhのバッテリーはFWDバージョン専用で、出力は106kW(144ps)です。さらに、FWDモデルでは、61kWhのバッテリーが128kW(174ps)を発生します。本格的なSUVらしさを期待したい4WDバージョンでは、61kWhのバッテリーに、高出力のふたつの電気モーターを組み合わせることで、トータルで135kW(184ps)を発揮します。

4WD車は本格的なオフロード性能も追求しています。ダウンヒルアシストコントロールに加え、スピンするホイールをブレーキ制御することによってトラクションを確保するトレイルモードも設定されました。

画像: サイズを超えたマッシブ感を生むのは、ロングホイールベースとショートオーバーハング。

サイズを超えたマッシブ感を生むのは、ロングホイールベースとショートオーバーハング。

プリクラッシュシステム、アダプティブクルーズコントロール、レーンディパーチャーアラート、レーンキープアシストなどの先進安全装備をもちろん搭載。360度カメラシステムは、悪路走破時はもちろん駐車の時など日常にも安心感を与えてくれます。

都会派でありながらオフローダーとしての才能も磨き抜かれたアーバンクルーザーは、その扱いやすいサイズと相まって、日本でも人気を博することができそう。現段階では国内向け発表はおあずけですが、期待して待ちたい1台と言えるでしょう。

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