ホンダの各国法人は欧州および北米市場において、新型プレリュードを2025年後半から2026年前半にかけて発売することを明らかにしました。各世代ともに先進技術のオンパレード的な存在だったプレリュードだけに、6代目も革新的。とくに注目は、走る歓びをさらに進化させる「Hohda S+ Shift(ホンダ エスプラス シフト)」でしょう。
本格的なハイブリッドスペシャリティの時代が到来!?
ホンダ モーター ヨーロッパは2024年12月17日、新型プレリュードが2026年初頭に市場投入されることを明らかにしました。また北米でも、2025年後半に市販が開始されることが発表されています。
1978年11月、初代が誕生したプレリュードはホンダラインナップの中でも、ルックス、テクノロジーで常に「最先端」をいく象徴的な「アイコン」として、代を重ねてきました。流麗なスポーツクーペのルックスもさることながら、後輪操舵システム4WSやトルクベクタリングアクティブトルクトランスファーシステム(ATTS)など、革新的な技術を一貫して搭載してきました。
6代目プレリュードもその伝統を継承。1999年に初の量産ハイブリッドモデルとして市場に投入されたインサイト(クーペ)の歴史を継承しながら、ドライビングの楽しさを新たなロジックで支える「Honda S+Shift」搭載する第一弾モデルとなります。
Honda S+ Shiftは、ホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチブイ)」の特性を最大限に引き出すシフトメカニズムです。目指したのは、ドライバーとクルマとのさらなる一体感と、それを際立たせる「操る喜び」でした。