最大で約5.5日分の家庭用電力を賄うことが可能
普通充電はもちろん急速充電にも対応。充電時間は満充電量の約80%までおよそ38分で済みます。
センターコンソールボックス後端とラゲージ内に設置されたアクセサリーコンセントに加え、付属のヴィークルパワーコネクターを充電インレットに差し込めばAC100V/1,500Wの外部給電コンセントとしても活用可能です。
別売りのV2H機器を介して、バッテリーに蓄えた電力を家庭用電力として使いことも可能。停電や災害などの非常時には、クルマを電源として活用できる「HV給電モード」が頼りになりそうです。
HV給電モードは、はじめはバッテリーのみで給電し、バッテリーが一定の残量を下回るとエンジンがかかり給電を継続するシステム。バッテリー満充電・ガソリン満タンの状態からであれば、約5.5日分の電力を賄うことができます。
ほかにPHEVモデル専用装備として、品格を際立たせるシルバースパッタリング塗装の専用19インチアルミホイールを標準装備しました。インテリアでは、本杢ステアリングホイールやウルトラスエード貼りの天井の採用で、上質かつ特別感あふれる室内空間を演出しています。
アルファード、ヴェルファイア合わせての月販基準台数は8,600台(うちアルフのァード約70%、ヴェルファイア約30%)とのことですが、PHEVのみでは200台を想定。気になる価格は、アルファードが1065万円、ヴェルファイアが1085万円で(どちらも6人乗り)、同じExecutive Loungeのハイブリッドモデル(E-Four/7人乗り)と比べるとどちらも183万円プラスとなっています。
PHEVの設定とともに、ガソリン車・HEVに一部改良を実施。装備系の充実が図られるとともに、アルファードのハイブリッドモデルにベーシックな8人乗りXグレードが追加されました。こちらは、2025年1月7日に発売されます。