ルックスは意外なほどエレガントでオトナっぽさが漂う

きらびやかなフロントグリルには「AUTECH」エンブレムをセット。最低地上高は標準車と同じ135mmだ。
試乗会場に用意されたセレナ オーテック スポーツスペックのボディカラーは鮮やかなブルーとルーフとピラーはブラックの2トーンカラーです。このカラーリングの正式名は「カスピアンブルー(M)/ダイヤモンドブラック(P) 2トーン」で、カスピアンブルーはオーテックの本拠地である神奈川県茅ヶ崎市に近い湘南の海をイメージした、オーテックモデルの専用カラーです。

オーテック仕様はスポーツスペックに限らず、標準車よりも全長が延長され4810mmとなる。
そんなブルーに対して、さざ波をイメージしたドット柄のフロントグリル、車体下部をぐるりと囲む前後とサイドのアンダースポイラー、海中に差し込む光をイメージした専用アルミホイールなど、クローム仕上げの専用パーツが映えます。
一方、車内にも注目すべき点があります。シート座面と背面はさざ波を連想させる立体的なエンボス加工が施され、フロントシートには「AUTECH」ロゴの刺繍が施されています。また、フロントシートと2列目シートには青いアクセントとステッチも入ります。
ちなみにシート表皮は耐久性と耐水性を兼ね備え、手入れも簡単なブラックのレザレットとなります。アウトドアシーンでクルマを使うことが多いユーザーや多いや幼い子どもがいるファミリー層には嬉しいポイントではないでしょうか?

シート表皮は汚れや水に強いレザレットを採用。フロントシートには「AUTECH」ロゴの刺繍が入る。
ちなみにシートアレンジや収納スペース、リアハッチのガラス部分が開閉するデュアルバックドアなど、使い勝手に関係する機能面は標準車と同じです。

今では採用例が減ったガラス部分が開閉するデュアルバックドアを装備。