ビー・エム・ダブリューは2025年2月3日、BMW X7をベースにした日本オリジナルとなるコンセプトモデル「BMW X7錦ラウンジ(NISHIKI LOUNGE)」を発表した。

最大の特徴は工芸架飾「川島織物セルコン」のフロアマット

「BMW X7錦ラウンジ」の外装は、コンセプトを二色で表現した専用2トーン塗装である。BMW Mトリコロールカラーの中心色であるブルーであり、BMWブルーの中でも最も柔らかな色調であるBMW Individualカラーのベルベットブルーをメインカラーに用い、宇宙に輝く星雲の煌めきを表現するため、スペースシルバーにてルーフ部分を塗装している。

画像: 「川島織物セルコン」によるフロアマットは、「宇宙」を表現するため、絣糸、紫、紺、黒の4色の中から選んだ5本を撚り合わせた7種類の撚糸を使用している。

「川島織物セルコン」によるフロアマットは、「宇宙」を表現するため、絣糸、紫、紺、黒の4色の中から選んだ5本を撚り合わせた7種類の撚糸を使用している。

また、BMW独自のクラフトマンシップから妥協なき美意識を表現。外装には宝石のような無限の輝きを放つ「クリスタルライトヘッドライト」、優しい光を放つ「アイコニックグロー」を装備している。

内装には1万5000個ものLEDにより青白い星の光を夜間に主張する「パノラマスカイルーフ」、地上に輝く光を音で表現する「B&Wダイヤモンドサラウンドサウンドシステム」、光を反射した上質な輝きを放つ「クラフテッドクリスタル」を装備している。

BMW X7錦ラウンジの最大の特徴は「川島織物セルコン」によるフロアマットだ。

デザインのテーマは「宇宙」で、星の煌めきを表現するためにシルバー系の糸ではなく、あえて扱いが難しい絣を用いている。

光り輝く安らぎの夜空を、一本の糸を部分的に染め分ける染色方法である絣染めを用いて表現することで、乗員を心地良い雰囲気に誘っている。

川島織物セルコンは1843年に京都で創業した織物メーカーで、古くは明治宮殿、近年では京都迎賓館や数々のラグジュアリーホテルに織物を納入するなど、その唯一無二のクオリティーが高く評価されている。

熟練の職人による伝統的な手織り技術に加え、現代ならではのテクノロジーを駆使した機械織りも積極的に取り入れ、文化の継承と未来へつながる技術革新の探求に力を注いでいる。

なお、BMW X7錦ラウンジはコンセプトモデルであり、販売についてはアナウンスされていない。

This article is a sponsored article by
''.