2025年2月22〜23日にパシフィコ横浜で開催された「ノスタルジック2デイズ」に出展されたクルマの中から、個人的に気になったクルマを紹介しよう。
クルマ趣味の方向性は多岐に広がっているようだ
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ノスタルジック2デイズの会場は、パシフィコ横浜のB-C-Dホールを用いて、総面積は約1.7万平方メートルと広大だ。
「日本最大級のクラシックモーターショー」と称されるノスタルジック2デイズ(以下、NOS2デイズ)は、いまや1月の東京オートサロン(以下、TAS)と並んで年明けのクルマ関連イベントとして定着している。第16回となる今回は、2025年2月22〜23日に例年どおり横浜みなとみらい地区のパシフィコ横浜で開催された。
今回も180以上もの車両&物品販売店、出版社や自治体などが出展。出展台数は現段階では発表されていないが、2024年は過去最高の290台(2輪車なども含む)だったから2025年はそれ以上ではないかと思われる。
出展車の傾向としては、やはり国産の旧車が中心で、以前よりは輸入車が少なくなったようにも感じる。これは4月に開催される「オートモビルカウンシル(輸入車の旧車が中心)」の影響もあるのかもしれない。また、オリジナルどおりのレストアだけでなく、レストモッド(レストアしながらカスタマイズ=モディファイ)したモデルや、どちらかといえばNOS2デイズではなくTAS向け?と思われるクルマもあった。
つまりは、旧車を中心としたクルマ文化(というと大げさだが)が広く浅く浸透して、個々の嗜好がさまざまに分散しているのかもしれない。そんな思いで眺めてきたNOS2デイズから、個人的に気になったクルマを紹介しておこう。年式が不明なものもあるが、おおよそ年代順となっている。(文と写真:篠原 政明)