全方位安全運転支援システムを国内モデルとして初搭載
アコード(ACCORD)は、現在のホンダ ラインナップにおいてフラッグシップとなるセダンだ。初代は1976年に3ドア ハッチバックとして登場(1977年にセダンを追加)し、現行型は2022年に発表(日本では2024年に発売)された11代目にあたる。日本仕様は、2Lの直4ガソリンエンジンと2モーターを組み合わせたハイブリッド「e:HEV(イーエイチイーブイ)」のモノグレードとなっている。

ホンダ アコードに新たに設定された、「e:HEV ホンダセンシング360+」。
今回の追加設定モデルでは、車名が示すように「ホンダセンシング(Honda SENSING)360+(サンロクマルプラス)」を搭載。これは、ドライバーモニタリングカメラ、高精度地図、マルチGNSS(GPSを含む衛星測位システム)アンテナなどを採用する全方位安全運転支援システムだ。
現行のアコードに搭載している「ホンダセンシング 360」に、ホンダの量産モデル初採用となるハンズオフ機能付き高度車線内運転支援機能をはじめ、レコメンド型車線変更支援機能、カーブ路外逸脱早期警報、降車時車両接近警報、ドライバー異常時対応システムを追加した。これにより、車両周辺の死角確認を支援し、ドライバーの状態確認や車両の制御機能が向上し、ドライバーの運転負荷を低減し、予防安全機能も拡大している。

ホンダセンシング360+のシステム構成。
エクステリアでは、アコード e:HEVをベースに、ブラックのドアミラーやベルリナブラックの専用アルミホイールの採用など、より上質かつスタイリッシュなデザインを目指した。またインテリアは、ホワイトレザーを採用した専用のホワイト内装を追加設定し、プレミアムな空間を追求している。
車両価格や装備などの詳細に関しては未発表だが、ホンダセンシング360+などの概要に関しては、アコード先行情報サイトを参照して欲しい。

ホワイトレザーを採用したインテリアは、ホンダセンシング360+専用となる。
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