2025年3月25日(現地時間)、アウディAGは新型A5セダン/A5アバントにプラグインハイブリッド(PHEV)モデル「A5 e-ハイブリッド(A5 e-hybrid)」を設定し、欧州市場で3月27日より注文を開始すると発表した。ドイツでの車両価格は6万2500ユーロ(約1012万円)から。販売開始は2025年4月からを予定している。

「e-ハイブリッド」と名付けられたアウディ最新のPHEVテクノロジー

2024年7月に欧州でデビューし、日本に2025年に導入された新型アウディA5シリーズは、アウディA4の後継モデルとなる最新世代の内燃エンジンモデル。プレミアム プラットフォーム コンバッション(PPC)をベースに開発された。長いホイールベースに低めのスポーティなフォルムは、ダイナミックで筋肉質な印象を与えながらも洗練された印象。アウディらしい高品質なモデルとして高く評価されている。

画像: 新型アウディA5に新たにラインナップされたプラグインハイブリッドモデル「A5 e-ハイブリッド」。セダンとアバントの両方に設定された。写真はA5 セダン e-ハイブリッド。

新型アウディA5に新たにラインナップされたプラグインハイブリッドモデル「A5 e-ハイブリッド」。セダンとアバントの両方に設定された。写真はA5 セダン e-ハイブリッド。

画像: 「A5 e-ハイブリッド」のプラグインハイブリッドシステム。2.0TFSIガソリンエンジンに、電気モーター、7速Sトロニックトランスミッションを組み合わせる。

「A5 e-ハイブリッド」のプラグインハイブリッドシステム。2.0TFSIガソリンエンジンに、電気モーター、7速Sトロニックトランスミッションを組み合わせる。

今回この新型アウディA5シリーズ(セダン/アバント)に設定された「A5 e-ハイブリッド」は、最高出力185kW (252ps) の2.0TFSIガソリンエンジンに、最大105kWの電気モーター、7速Sトロニックトランスミッションを組み合わせた電動化モデル。車両後部に容量25.9 kWhの高電圧バッテリーを搭載し、電気のみで最大110kmの走行が可能で、ステアリングホイールのパドルで回生ブレーキの強度を切り替えることができる。また、最大AC充電電力は11kWで、0からフル充電までの所用時間は「わずか2.5時間」とうたわれている。

出力レベルは2種類設定され、標準仕様は220kW、高性能バージョンは270kWとなる。高性能な「A5 e-ハイブリッド クワトロ」には、Sラインエクステリアパッケージ、ブラックスタイリングパッケージ、プライバシーガラスが標準装備されている。

アウディAGのゲルノー・デルナーCEOは「新しいプラグインハイブリッドシステムにより電気での走行距離が大きく伸びました。それにより、毎日の移動のほとんどを電力のみでカバーできるようになりました。今後、2025年中にプラグインハイブリッドのラインナップを大幅に拡大します」と語っている。「A5 e-ハイブリッド」は今後展開されるプラグインハイブリッドモデルのひとつとなる。

A5 e-ハイブリッド セダンのドイツでの車両価格は6万2500ユーロから、アバントは6万4150ユーロから。ドイツ・ネッカーズルムで生産される新型A5 e-ハイブリッドモデルは、2025年3月27日よりヨーロッパで注文を開始し、2025年4月よりデリバリーが開始される予定となっている。

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