2025年4月3日(ドイツ現地時間)、メルセデス・ベンツはフラッグシップ サルーンのSクラスをアップデートして2025年モデルとして発売する。なお、ここで紹介する内容は本国仕様のもので、日本仕様に関してはまだアナウンスされていない。

マヌファクトゥーアのプログラムも拡大

自分だけのメルセデス車を仕立てる、マヌファクトゥーア(MANUFAKTUR)プログラムの世界的な拡大により、Sクラスは個性を表現する機会がさらに増えた。50色を超える新塗装色と25種類のインテリア オプションの追加で、これまでにないレベルのカスタマイズが可能になった。丹念に手作業で仕上げられたテキスタイルから、プレミアムレザーの組み合わせや精緻なウッドパネルまで、Sクラスはオーナーの好みに合わせてクルマをパーソナライズできる。

画像: S450d 4マティック ロング(マヌファクトゥーア仕様)のリアシート。

S450d 4マティック ロング(マヌファクトゥーア仕様)のリアシート。

Sクラス発祥の地であり、生産拠点でもあるジンデルフィンゲン工場では、マヌファクトゥーア プログラムにより、オーダーメイドのインテリア エレメントやハンドメイドの塗装仕上げが行われている。熟練した職人たちが、精密なステッチであれ、手作業によるマルチピース ヘッドライナーの張り上げであれ、細部に至るまで丹念に組み上げている。

メルセデス・ベンツは120年以上にわたり、オーダーメイドのクルマを提供してきた。実際、ブランドそのものが顧客の要望から生まれたものであり、メルセデス初のモデルはオーナーのために特別に設計された。その伝統は、今日まで続いている。

エクスクルーシブな「Sクラス エディション」も発表

今回、メルセデス・ベンツは、スポーティなエレガンスとエクスクルーシブなデザインを洗練された形で表現した新型「Sクラス エディション」を発表した。AMGラインとナイトパッケージを装備したこのモデルには、マヌファクトゥーア ナイトブラックマグノやマヌファクトゥーア オパライトホワイトブライトなど、厳選された5種類の塗装が施されている。

画像: Sクラス エディション(ベース車はS500 4マティック ロング)

Sクラス エディション(ベース車はS500 4マティック ロング)

ダークシャドウグロス仕上げのドアハンドルや、「Mercedes-Benz 」の文字にイルミネーションが施されたブラックのドアシルパネルなど、ディテールは洗練されている。インテリアには3色のナッパレザーを採用し、ヘッドアップディスプレイとBurmester 3Dサラウンドサウンドシステムを装備。20インチのAMGライトアロイホイールとプロジェクション機能付きデジラルライトが、ハイエンドな仕様を完成させている。

そしてMBUXには、Sクラス初となるデジタルエディションのエンブレムが埋め込まれ、このモデルの個性をより際立たせている。

このSクラス エディションには、現行のSクラスのラインナップに設定されるさまざまなパワートレーンのオプションが用意され、顧客は好みのドライブトレーンとデザイン エクスクルーシブを自由に組み合わせることができる。

なお、前述のようにここで紹介している内容はすべて本国仕様のもので、日本仕様に関してはメルセデス・ベンツ日本からアナウンスされていないが、そう遠くない将来には(すべてではないだろうが)日本仕様のSクラスにも導入されるものと思われる。

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