2025年4月7日(現地時間)、アストンマーティンは次世代スーパーカー「ヴァルハラ(Valhalla)」の最終的な検証承認に向けての走行テストの模様を公開した。テストは英国の公道と、スペイン・バルセロナ近郊の「イディアダ(IDIADA)」テストコースで行われた。

最初のモックアップ公開から6年、ついに最終的な検証承認へ

そんな「ヴァルハラ」がいよいよ限定999台の生産開始へ動き出した。

最終的な検証承認に向けての走行テストは、スペインのテストコースと英国の公道で行われ、「ポディウムグリーンとライムグリーン」「ヴァーダントジェイドとヴァルキリーゴールド」の2台のヴァルハラは設計どおりのパフォーマンスを発揮した。

走行テストはまずスペイン・バルセロナ近郊の「イディアダ(IDIADA)」試験場の高速周回路とウェット/ドライハンドリング路で行われた。ステアリング、アクティブエアロダイナミクス、ブレーキシステムの熱的性能に関するキャリブレーション承認が進められ、その後、英国の公道で最終的なダンパーのキャリブレーションに取り組んでいる。

アストンマーティンのサイモン・ニュートン ビークルパフォーマンス特性担当取締役は「エンジニアリングとダイナミクスのチームは、ヴァルハラにライバルたちと一線を画す存在にする前例のない動的性能、多くの新しい可能性をもたらしてくれました。ただ、最高出力1079ps/最大トルク1100Nmというプラグインハイブリッドパワートレーンの驚異的なパフォーマンスを洗練されたものにし、公道でもサーキットでも並外れたスーパーカーとするためには、アクティブエアロダイナミクスとインテグレーテッドコントロールシステムの統合に不断の努力を要しました」と振り返る。

最終的な検証承認の後、2025年第2四半期、ついに類まれな性能を誇る究極のスーパーカー「ヴァルハラ」の生産が始まる。日本価格は1億2890万円と発表されている。

画像: 公道テストを行う「ヴァーダントジェイドとヴァルキリーゴールド」のヴァルハラ。テストはアストンマーティンの開発ドライバー、ダレン・ターナーも参加して行われた。

公道テストを行う「ヴァーダントジェイドとヴァルキリーゴールド」のヴァルハラ。テストはアストンマーティンの開発ドライバー、ダレン・ターナーも参加して行われた。

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