コロナ禍が明けで久しぶりとなる中国の上海モーターショーを取材してきました。そこで、せっかく上海まで来たので、高速道路のサービスエリアへ食事に行ってみました。そう、ドライブグルメの上海編です!(文と写真:鈴木ケンイチ)

なかなかスパイシーな鍋は、これぞ本場中国の味か!

画像: 選んだのは、干した豆腐に味をつけ、それをネギやトウガラシなどと一緒に火にかけたもの。それにトマトと卵の炒めものと、ご飯。この3点で46元(約920円)だった。

選んだのは、干した豆腐に味をつけ、それをネギやトウガラシなどと一緒に火にかけたもの。それにトマトと卵の炒めものと、ご飯。この3点で46元(約920円)だった。

喜び勇んでトレーを手に、料理を選んでいきます。せっかくなので、最も大きく見栄えのよさそうな鍋料理をピックアップします。辛そうなのですが、豆腐をメインにネギなどを加えた料理です。しかも鍋を選ぶと、底に固形燃料を入れて火をつけてくれました。熱々でいただけるというわけです。添えるのはトマトと卵を炒めたもの、そしてご飯です。料金は3品で46元(約920円)。

その味はどうかといえば、やっぱり温かい料理というのは、それだけで嬉しい! そして、味のしみた硬めの豆腐はまるでお肉のようなおいしさです。ネギに混ざっている巨大な辛子が、ピリリと強烈なアクセントをつけてくれます。なかなかにスパイシーで、これぞ本場の味と、思わず笑みがこぼれます。トマトと卵の炒めものは出汁がかなり効いていて、旨味たっぷり! メインの料理と合わせて、ご飯がガンガンに進みます。

ちなみに、同行した仲間のジャーナリストさんは麻婆豆腐を頼んでいましたが、ものすごく辛く、痺れる味だったそうです。こちらも本格派ですね。

中国社会は、過去20年で驚くほどの急成長を遂げています。高速道路のサービスエリアも、どんどん新しくなっている途中なのでしょう。古い施設は、すぐになくなってしまうかもしれませんから、最初に古いサービスエリアを見ることができたのは意外とラッキーだったのかもしれませんね。

画像: カフェテリアのあったフードコートエリアは、きれいな内装で、新築もしくはリニューアルされたばかりといった様子だった。

カフェテリアのあったフードコートエリアは、きれいな内装で、新築もしくはリニューアルされたばかりといった様子だった。

This article is a sponsored article by
''.