伝説のレーシングドライバーをオマージュ

ジム・クラークが駆ったロータスのレーシングカーをインスパイアしたカラーリングの、エミーラ クラークエディション。
1965年、ジム・クラークはチーム ロータスとともにF1ワールドチャンピオンの座を獲得し、さらにインディ500でも優勝を果たした。同じ年に両者を制したこの偉業は、現在に至るまで他に類をみない快挙だ。
同年、クラークはF2やオーストラリア&ニュージーランドで開催されたタスマンシリーズでも選手権を制し、さらにロータス コルティナでツーリングカーレースにも勝利するなど、その卓越した才能を余すことなく発揮した。
この伝説的な成功が、今回の「エミーラ クラークエディション」誕生の原点だ。ロータスとジム・クラーク トラストとのコラボレーションにより、モータースポーツにおける卓越と革新の象徴である、ジム・クラークへの敬意を形にした1台となっている。

F1史上もっとも偉大なレーシングドライバーのひとりとされる、ジム・クラーク(フルネームはジェームズ・クラーク・ジュニア)。1968年にF2レース中の事故で、惜しくも32歳の若さで夭折した。
ベース車は、ロータス最後の内燃エンジン搭載車であるエミーラ V6。400psを発生する3.5LのスーパーチャージドV6エンジン搭載車だ。スポーツサスペンションやトラックモード、チューニングされたエキゾーストサウンドを備えたロータス ドライバーズパック(通常はオプション)も標準装備している。
クラーク レーシンググリーンのボディカラーに、コントラストをきかせたブラックルーフ、シルバーのドアミラー、そしてフロントを縁取るアイコニックなイエローストライプがあしらわれている。このデザインは、ジムが1965年のインディ500で優勝を果たしたロータス タイプ38をインスパイアしたものだ。