2025年5月16日(現地時間)、 F1第7戦エミリア ロマーニャGPがイタリア・ボローニャ近郊のイモラサーキットで開幕する。いよいよF1グランプリは欧州ラウンドに突入、ここからチャンピオン争いが本格化する。今シーズンはここまでマクラーレンがリードを広げているが、ここからどういう展開となるのか興味深い。

大幅なアップデートでシーズンの流れが変わる可能性も

欧州にF1グランプリが帰ってくるのは、昨年9月のイタリアGP以来、8カ月ぶり。エミリア ロマーニャGPは欧州ラウンドの幕開けを告げるグランプリで、ここからモナコGP、スペインGPと続く3週連続開催となる。

画像: 2024年のエミリア・ロマーニャGP。シーズンをリードするレッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝したが、いつものような圧勝ではなかった。

2024年のエミリア・ロマーニャGP。シーズンをリードするレッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝したが、いつものような圧勝ではなかった。

今シーズンはここまで6戦が終了しているが、マクラーレンが5勝をあげてシリーズをリードしている。とくにオスカー・ピアストリは今季すでに4勝、3連勝中と独走状態に入ろうとしているようにも見える。

ライバルチームも策を講じており、エミリア ロマーニャGPでは大幅なアップデートを持ち込むチームも多く、シーズンの流れが変わる可能性もある。

2025年F1ドライバーズランキング(第6戦終了時)

1位 81 O.ピアストリ(マクラーレン) 131
2位 4 L.ノリス(マクラーレン)115
3位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル)99
4位 63 G.ラッセル(メルセデス)93
5位 16 C.ルクレール(フェラーリ)53
6位 12 K.アントネリ(メルセデス)48
7位 44 L.ハミルトン(フェラーリ)41
8位23 A.アルボン(ウイリアムズ)30
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11位 22 角田裕毅(レッドブル)9

2025年F1コンストラクターズランキング(第6戦終了時)

1位 マクラーレン 246
2位 メルセデス 141
3位 レッドブル 105
4位 フェラーリ 94
5位 ウイリアムズ 37
6位 ハース 20
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8位 レーシングブルズ 8

昨年はシーズンをリードするレッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝したが、ポールポジションから好スタートで主導権を握ったものの、レース後半にかけては後方から追い上げてきたマクラーレンのランド・ノリスに対して防戦一方。残り15周を切るとその差は2秒を切ったが、ここでフェルスタッペンが粘り、そのままフィニッシュを迎えた。

フェルスタッペンはこのエミリア ロマーニャGPでシーズン5勝目をあげたが、いつものような楽勝ではなく、薄氷の勝利だった。

画像: 2024年のエミリア・ロマーニャGPのタイヤ戦略。ワンストップ戦略が最も競争力の高い結果となった。とくに硬いコンパウンドが最も効果的だった。

2024年のエミリア・ロマーニャGPのタイヤ戦略。ワンストップ戦略が最も競争力の高い結果となった。とくに硬いコンパウンドが最も効果的だった。

【参考】2024年F1第4戦エミリア ロマーニャGP決勝 結果

1位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダRBPT)63周
2位 4 L.ノリス(マクラーレン・メルセデス)+0.725s
3位 16 C.ルクレール(フェラーリ)+7.191s
4位 81 O.ピアストリ(マクラーレン・メルセデス)+14.132s
5位 55 C.サインツ(フェラーリ)+22.325s
6位 44 L.ハミルトン(メルセデス)+35.104s
7位 63 G.ラッセル(メルセデス)+47.154s
8位 11 S.ペレス(レッドブル・ホンダRBPT)+54.776s
9位 18 L.ストロール(アストンマーティン・メルセデス)+79.556s
10位 22 角田裕毅(RB・ホンダRBPT) +1周
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13位 3 D.リカルド(RB・ホンダRBPT) +1周
ファステストラップ 63 G.ラッセル(メルセデス)

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