特別なカラーリングの「トヨタGR010 ハイブリッド」で参戦
今年のル・マン24時間は、1985年のトヨタ85Cから40年にあたり、トヨタは特別なカラーリングが施された2台の「トヨタGR010 ハイブリッド」で参戦する。

1998年のトヨタTS020をモチーフにデザインされた7号車トヨタGR010 ハイブリッド。もう1台の8号車は「現在」を表現したマットブラックのカラーリングで挑む。
7号車トヨタGR010 ハイブリッド(小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ニック・デ・フリース)は、1998年と1999年のル・マンに参戦したトヨタTS020をモチーフにした赤と白のカラーリングをまとう。
トヨタGT-Oneとして知られるトヨタTS020は、ゲームソフト「グランツーリスモ」でも中心的な役割を果たして新しい世代のファンにもよく知られたモデルで、車体前方から後方にかけて白い炎のようなダイナミックなパターンが特徴となっている。
もう1台の8号車トヨタGR010 ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮)は、「現在」を表現したマットブラックのカラーリングで挑む。このなじみ深いカラーリングは、チームの精神である「スピード」と「負け嫌い」を表現したGRロゴを中心に、「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」と進化を続ける「プロトタイプ」コンセプトを反映している。
この2台のGR010 HYBRIDには、トヨタのル・マン参戦40周年を記念する新たなロゴも配されている。
この特別なカラーリングは「ル・マン24時間挑戦40年の歴史」の象徴するもので、トヨタのル・マン挑戦の歴史とファンの熱狂を結びつけ、モータースポーツへの情熱をさらに高める狙いが込められている。